実は「温暖化の産物」だったモンゴル巨大帝国?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190517-00280908-toyo-bus_all

現在、歴史学では旧来の各国史(ナショナル・ヒストリー)やそれを寄せ集めただけの「世界史」の
限界を乗り越えようと、「グローバル・ヒストリー」に注目が集まっている。
広域の交易活動や文化接触、あるいは言語の交錯や人々の移動など、国境を超えたダイナミズムから、
ナショナル・ヒストリーの枠組みでは捉えきれない動きを歴史化しようとする機運が高まって
いることがその背景にある。
だが「グローバル・ヒストリー」だけでは、世界史全体を捉えきれない。文明発祥以来の
アジア史固有のダイナミズムを閑却してきたからである。

『教養としての世界史の学び方』を上梓した東洋史家の岡本隆司氏が、アジア史から世界史を
捉えなおす意義について解説する。