どんなに出来損ないでも自分の弟子の面倒は最後まできっちり見る。
いっけん麗しい美談だけど,人事でそれをやると弟子以外の優秀な人間を不当に排除することになる。
あの先生はにこやかな顔をしながら,そういうことを平然とやる人。
それまでの功績をぜんぶチャラにするくらいの禍根を学界に残したと思う。