二見港拡張→陸上空港が一番良い

父島二見港の岸壁下水深は現在8.5mで+-1.3mの潮位幅(差)がある
そのため、小笠原諸島と東京を結ぶ連絡船「おがさわら丸」の喫水が6.5mであり、現状はこれ以上深くできない
その上、岸壁下水深8.5m区域が165mと短いため、船の全長も制限される事態に陥っており(「おがさわら丸」で150m)、
喫水の深いクルーズ客船の大半は港内にブイ泊を行い、小型艇を用いて上陸している
これを岸壁下水深10m・停泊長270mとすれば、喫水8m・全長255mの船舶まで接岸が可能になり、
喫水7.8m・全長241mの飛鳥IIなど6万tちょっと越えの客船まで接岸可能
もちろん、冬の大荒れ日本海を定時運航している新日本海フェリーの超高速大型フェリーあかしあ喫水7.4m・全長225mも接岸可能

空港は飯盛山付近の滑走路建設予定地を中心に900m〜1080m滑走路を設置できるよう、小笠原国立公園の区域から外されている
滑走路1080m(900m)で二見湾に過走場所を含め700m(550m)ほど突き出るわけだが島民が許すかどうか
滑走路900mかつ八丈島往復であれば、ANAに運航委託した民間型川崎C-2かP-1で商用飛行がどうにか可能かもしれない
P-1 4発 833km/h ETOP不要 助成金はたぶん少し必要
C-2 2発 890km/h ETOP必要 助成金はたぶん不要
US-2 4発 481km/h ETOP不要 助成金はたぶん必要

飛行艇は父島基地の設備が使えるため一番安価だが、二見湾の発着制約を受けることから、毎日2便が限度で助成金がなければ運航不可