今月1日、成田発福岡行きの格安航空会社ピーチ・アビエーション機で油圧系統の不具合が発生し、関西空港に着陸していたことが4日、国土交通省への取材で分かった。乗客乗員167人にけがはなく、別の機体に乗り換えて福岡に向かった。
国交省によると、同社から「配管の一部が壊れ、油が漏れていた」と報告があった。
ピーチ523便エアバスA320は1日午前9時半ごろ、成田を離陸。関空の北西約80キロを飛行中、三つある油圧系統の一つで油量や圧力の低下が表示され、目的地を変更し午前11時ごろ、関空に着陸した。
けん引車で駐機場に移動するまでの約20分間、滑走路が閉鎖された。
【共同通信】