第134回国会 国際問題に関する調査会 第2号 平成七年十一月八日(水曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/134/1540/13411081540002c.html
○笠原潤一君 (略)この前、ちょうどAPECを控えて、我が自民党で御承知のようにAPECの問題でアメリカと
オーストラリアに行ってもらったんです。そのときに、オーストラリアのキーティング首相がこう言ったんです。
中国の李鵬さんと会ったらどう言ったかといいますと、日本とのいろんな話をしたら、いや日本という国は
四十年後にはなくなってしまうかもわからぬと、そう言ったというんです。これはうそじゃありません、これはほかの
先生みんな行って言っているんですから。

第140回国会 行政改革に関する特別委員会 第4号 平成九年五月九日(金曜日)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/140/0780/14005090780004c.html
○武藤国務大臣 少し前置きをちょうだいをいたします。お許しをいただきたいと思います。
二年前、APEC大阪会議が開かれますときに、(略)
私、御依頼をいただいて、アメリカやカナダやオーストラリアへ行ってまいりました。
そのオーストラリアへ参りましたときに、オーストラリアの当時のキーティング首相から言われた一つの言葉が、
日本はもうつぶれるのじゃないかと。実は、この間中国の李鵬首相と会ったら、李鵬首相いわく、君、
オーストラリアは日本を大変頼りにしているようだけれども、まああと三十年もしたら大体あの国はつぶれるだろう、
こういうことを李鵬首相がキーティングさんに言ったと。非常にキーティングさんはショックを受けながらも、
私がちょうど行ったものですから、おまえはどう思うか、こういう話だったのです。

https://w.atwiki.jp/kolia/pages/783.html
■ニッポンが好きだから (新潮文庫)
瀬戸内 寂聴 (著), 櫻井 よしこ (著)

櫻井よしこ
「中国の李鵬さんがオーストラリアへ行った時、
日本について『あの国は30年後にはなくなってます』ってコメントしたそうです。
その理由として、誰も国家というものを考えない、そんな国は滅びて当然だというものです。
ほんとうに、その通りですね。」
瀬戸内
「怖いことです。日本は国にも故郷にも自分自身にも誇りを失っています。」