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【ゲイリーオールドマン】裏切りのサーカス【続編製作中?】 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001ホモスパイ
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2017/01/02(月) 01:53:59.30ID:oK6IJy9l
ラメール!!
青春スパイ映画!!
0370名無シネマ@上映中
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2021/03/11(木) 15:16:05.97ID:1uRe8Pm2
ケネディが大統領に就任した1961年、当時のソビエト連邦から西側に亡命した男がいた。
アナトーリ・ゴリツィンという名のこのKGB中佐は、CIAに対して重大な事実を告げた。
「CIAの幹部の中にソビエトのスパイがいる」と。
ゴリツィン亡命以前から対ソビエト工作のハイレベルな情報の漏洩に気づき、極秘に調査をしていたCIAは
防諜部門の責任者ジェイムズ・アングルトンの指揮の下に本格的に調査を始めた。
ゴリツィンの尋問と分析を担当したCIA職員の回想によれば、亡命当初にゴリツィンが提供した情報には
諜報関係の亡命者に通常見られる偏見や誤解がほとんどなく、膨大で詳細かつ多岐に渡り極めて正確なものだった。
しかし、素晴らしく貴重なアセットを得て喜ぶCIAに対しゴリツィンは警告を発した。
「KGBは私の信用性毀損の為に偽りの亡命者を送り込んでくるだろう」と。

その予測を裏付けるかのように、その後に亡命を希望してきたユーリ・ノセンコという名のKGB職員は、ゴリツィンの証言とは異なる多くの情報を提供し、
それはゴリツィンが欺瞞工作のための偽装亡命者だと示唆する内容を含んでいたが
CIAはノセンコの方をゴリツィンが予想した攪乱工作員と断定し、彼を長期間に渡り監禁し拷問まで行った。
CIA内部のスパイ狩りは10年余に及び、その間の監視・嫌がらせ・昇進の妨害等により何人もの有能な職員が辞めていった。

後年、この長きに渡ったスパイ摘発捜査の検証のためにCIA内部で書かれたレポートの中に
物議を醸して一部の職員から強い非難を浴びたものがあった。
あるアナリスト(西ドイツの首相秘書官が東ドイツのスパイであると看破し、首相辞任の発端となるレポを書いた有能な分析官)
が下したその結論とはこうである。

「ゴリツィンの言うところのCIA上層部に潜み長年に渡って活動してきたスパイとは、ジェイムズ・アングルトンである」
  
アングルトンをモデルにした映画「グッド・シェパード」を観ると彼は暗黒面に堕ちたように思える。
確実に言えることは、ノセンコとゴリツィンのどちらが信用できるのか?アングルトンは愛国者か裏切り者か?
それを知るのはKGBだけだということだ 。

アングルトンの疑惑はケネディ暗殺と同じく決して明らかになることはないだろう
0372名無シネマ@上映中
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2021/05/05(水) 09:52:20.47ID:33PvcAoZ
この映画は単体としてはちょっと成立してないんじゃないかな?
小説を主とした他の周辺情報があって初めて理解可能というか鑑賞可能だ
映画はあまりにも人間模様や情報が多すぎて散漫というか、音楽や雰囲気で誤魔化している
そこが魅力とも言えるが
ゲイリーオールドマンや他の俳優のゆっくりとした演技、動き、音楽
全てが思わせぶり
鑑賞者の脳内補完に頼り過ぎじゃないかな
小説も他の映画やドラマも見たことないが、連続ドラマの方が適してる内容だと思う
0373名無シネマ@上映中
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2021/05/06(木) 21:32:37.69ID:XoaY/kJI
>>372
自己レス

ちょっと撤回する
一緒に観て途中で寝た奥さんが、続きを観ると言うので付き合って後半1時間ちょいを見直した
雰囲気映画で詰め込み過ぎで思わせぶりで観客の脳内補完に頼り過ぎ、という意見に変わりは無いが、その雰囲気が正直かなり良い
謎解きは済んでいる為、その雰囲気や役者の表情、台詞の意味や真意、等が腑に落ちる
2回目は脳内補完が自然に出来るので映画そのものを楽しめた
原作未読で初見でこの映画を楽しめる人もいるんだろうが、おれには出来なかったという訳だ
散漫だ、という受け取り方と、深みがある、という受け取り方は紙一重なんだなと自覚した
続編を期待するというのも頷ける
スマイリーとカーラは合わせ鏡のような存在なんだろうな
イリーナとブリトーは何か繋がりが有るのかな?
イリーナは最後にブリトーを見て笑ったよな?
原題にプアマンが入ってないのは何故なんだ?
最初のシーンの銃撃で母親が撃たれたが、彼女は一般庶民?流れ弾?
ブリトーは何故カバンを置いたまま歩いた?何に気付いて何をしようとした?
まだ理解しきれない所が幾つもあるな
0377名無シネマ@上映中
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2021/08/24(火) 22:12:10.99ID:UdpyfObJ
元MI5のピーター・ライトは1987年の著書『スパイキャッチャー』(Spycatcher)において、
「1968年にデイリー・ミラー紙社主のセシル・キングや30人に及ぶMI5職員らによる、ハロルド・ウィルソン首相率いる労働党内閣を倒す秘密会合が開かれ、マウントバッテン卿も出席した」と暴露した。
「キングはマウントバッテンに救国内閣の指導者となることを求めたが、マウントバッテンの躊躇によりクーデターは未遂に終わった」と述べた[9]。
一方で、アンドリュー・ロウニーは「女王(エリザベス2世)がマウントバッテンを説得して思いとどまらせた」と示唆している[10]。

2006年のBBC(英国放送協会)のドキュメンタリー番組「The Plot Against Harold Wilson」では、
「1974から1976年の第2次ウィルソン内閣期にも、マウントバッテンを含んだ別のクーデターの計画があった」と報じた。
軍とMI5内の同調者がウィルソンをマウントバッテンに代える計画であった[11]。

MI5の最初の公式の局史である「The Defence of the Realm」(2009年)は実際にウィルソンに対する計画が存在し、
そのファイルがMI5に存在していたことを示している。同時に同書は「計画が局公式のものではなく、少数の職員により立案されたものだ」と明言している[12]。


https://ja.wikipedia.org/wiki/ルイス・マウントバッテン
0379名無シネマ@上映中
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2021/11/19(金) 07:44:20.99ID:D6DQz1Mr
アマプラで配信終了するので急いで見直しました。
銃撃戦のないスパイ映画なのに緊張感が凄い!!
0382名無シネマ@上映中
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2022/01/04(火) 17:48:40.28ID:T5VQsjCQ
続編まだ?
ルカレ亡くなってもうたやんか
0383名無シネマ@上映中
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2022/01/13(木) 17:32:45.78ID:nYz5TLYy
DELTA OMICRON



MEDIA CONTROL



EROTIC OLDMAN
0384名無シネマ@上映中
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2022/01/15(土) 17:02:07.79ID:+Q7HtuiN
ドラマかよ!
0385名無シネマ@上映中
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2022/01/18(火) 15:35:15.62ID:UXNPNMWo
ゲイリーが同じ役で出演するというネット記事のタイトルだけ最近見た
0390名無シネマ@上映中
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2022/02/25(金) 23:09:42.96ID:lLUTyOkN
ル・カレは肺炎だったそうだから多分コロナだよね
ご冥福をお祈りします
サーカスの脚本家はコロナ禍前に亡くなってる

俳優、スタッフがコロナやワクチンで死にませんように
0392名無シネマ@上映中
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2022/02/27(日) 19:04:20.27ID:Ab6nidco
映画パンフは宇宙だ!(PATU)

2021年11月3日
/// 制作決定!///

現在PATUでは、
2021年に公開10周年
原作者ジョン・ル・カレの生誕90年
そして没後1年を迎える #裏切りのサーカス のファンブックを制作中です!!

タイトルは…
『Funeral for Our Loyality』
に決定!乞うご期待♘♖
0394名無シネマ@上映中
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2022/03/02(水) 08:27:39.53ID:SASkbg/J
ゲイリー・オールドマン、『裏切りのサーカス』で演じた役を続投へ


ゲイリー・オールドマン(63)が、映画『裏切りのサーカス』で演じたジョージ・スマイリー役を再び演じる。
スパイ作家ジョン・ル・カレの小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を原作とした同2010年作で演じたスマイリー役を、今度は『スマイリーの仲間達』のテレビドラマ化作品で演じるという。

ゲイリーの長年のビジネスパートナーであるダグラス・アーバンスキー氏はデイリー・メール紙に「ゲイリーは、ジョージ・スマイリーをぜひもう一度演じたいと思っています」と話している。

同新作ドラマは、ル・カレを世に出した『寒い国から帰ってきたスパイ』をはじめとした、同作家の小説を題材としたシリーズの一部として制作されるという。

ル・カレの遺産管理団体に近しい関係者によると、数年前から話が進められてきた同プロジェクトは、年内もしくは来年初頭に撮影開始予定になっているそうだ。

そんなゲイリーは、トーマス・アルフレッドソン監督による同映画でスマイリー役を演じるため、体重を増やすことを目的にデザートを楽しんでいたそうで、「ジョージのために食べるって言っていたよ」と以前明かしていた。
0398名無シネマ@上映中
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2022/03/08(火) 19:50:18.57ID:nfPSxnUv
ロイ・ブランドを演じたキアラン・ハインズがアカデミー助演男優賞にノミネート
獲りそうな予感がする
監督賞も期待大
0399名無シネマ@上映中
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2022/03/20(日) 14:46:08.03ID:aOUtoO5Z
179 カレーなる名無しさん sage 2022/03/19(土) 22:38:50.42 ID:???
日本のミリオタが(混乱を期に横流しされた)ロシアのレーション(戦闘糧食)を珍しがって高値で買って食うせいで、現在のロシア軍兵站と軍の在庫管理者のモラルがハチャメチャになってるのを「食べて応援」って言うの草


181 カレーなる名無しさん sage 2022/03/20(日) 00:21:38.12 ID:???
2020年第4四半期製造の出来立てホヤホヤのロシア軍レーションを2021年3月に購入してレビュー!Amazonはなんでもあるなぁ!(頭が痛い)
https://pbs.twimg.com/media/FOCpgnLVcAMTsTC.jpg
https://pbs.twimg.com/media/FOCpgnIVQAIR9R7.jpg


182 カレーなる名無しさん sage 2022/03/20(日) 00:23:09.39 ID:???
今までロシア軍の放出品だと思って世界中の通販サイトに出回っていたロシア軍MRE(戦闘糧食)が実は軍の在庫の横流し品で、
書類上存在していたはずの在庫が全然なくて現場の補給部隊が慌ててる説あるのか…。
しかも横流しの主犯がプーチンの側近と。

ロシアは中国に軍事援助を求めているが、特に戦闘糧食の支援を優先的にお願いしているらしく、在庫が想定外に払底してるのは確からしい。
まぁ20万人規模の動員自体予想外だったとかいう可能性もあると思うけど。
0401名無シネマ@上映中
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2022/04/25(月) 19:23:44.68ID:hhUUjiCf
>>400
小柄でプリーストみたいな感じなんだろ
わかんねw
一応カーラ役は居て、ブダペストのシーンでライター弄ってるんだよね
0405名無シネマ@上映中
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2022/04/30(土) 18:35:07.84ID:czfeS2Sp
次作にはゲイリー・オールドマンとよくつるんでたティム・ロスも出ないかな
0408名無シネマ@上映中
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2022/05/07(土) 20:23:48.16ID:KQIYuQOm
『最高の敵 冷戦最後のふたりのスパイ』
ガス・ルッソ、エリック・デゼンホール著

「プーチンがウクライナ侵攻を決断したと確信する」
プーチンの精鋭部隊がウクライナ国境を侵すのに先立ち米軍の最高指揮官たるバイデンはこう断言した。
この大統領発言にロシアに潜んでいる"モグラ"は震えあがったにちがいない。
国境に迫るロシア軍を衛星から監視するだけでは、攻撃を決断した独裁者の心の内までは摑めない。ヒューミント(人的諜報)なくして「侵攻は確実」と断じることはかなわない。ホワイトハウスへの極秘報告は、クレムリンの中枢に潜む二重スパイに依拠している。
それゆえ米大統領が貴重な開戦情報を明かせば、情報源に摘発の手がのびてしまう。諜報世界に誰よりも通じているプーチンなら裏切り者を炙り出すことなど容易だろう。
ワシントンが彼の地に送り込んだ”モグラ”たちはいま命の危険にさらされている。

『最高の敵』は、攻守所を替えて、ワシントンを舞台にした米ソ超大国の情報戦を描いた迫真のドキュメントだ。
東西冷戦のさなか、KGBの要員として送り込まれたのはゲーニャ・ワシレンコ。 スポーツマンにしてハンサムなこのスパイをリクルートしようと挑んだのがCIAのカウボーイ・ジャックだった。
このふたりが繰り広げる人間ドラマは、カネで転んだり、体制への幻滅から寝返ったりするステレオタイプのそれではない。 気の遠くなるような歳月をかけて名うての情報戦士が真っ向から対峙した死闘だった。
0409名無シネマ@上映中
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2022/05/07(土) 20:24:05.90ID:KQIYuQOm
ジャックは、出世欲に取り憑かれたCIAの上司が早く戦果をと急かすのに抗い、ゲーニャに全人格をぶつけて立ち向かった。だが、酒と銃と女をこよなく愛する寒い国のスパイは、祖国を裏切ろうとしない。その果てにふたりは類い稀な友情を築きあげていった。
ゲーニャは、モスクワに帰任後、カリブ海の小国ガイアナに赴任する。ジャックは親友から会いたいというシグナルを受け取ると、彼が大好きな猟銃を手土産にガイアナを訪れて交友は復活する。
だが、或る日、キューバに呼び出されたゲーニャはKGBに捕らえられ、本国のレフォルトヴォ収容所に収監されてしまう。

「カウボーイの友情ははじめから見せかけだったのか」ふたりの友情は最大の危局を迎えることになった。
だが、ゲーニャを裏切り者だと密告したのは、クレムリンがワシントンに忍ばせた“モグラ”だった。やがてこの事件は米国を揺るがす二重スパイ事件の伏線となる。ジャックは、俳優デニーロまで動員して親友を救い出そうと奔走する。
ふたりの友情はソ連崩壊から新生ロシアまで貫いて揺るがなかった。一方で秘密警察のKGBも、FSB(連邦保安庁)と名を替えて生き延びた。
その冷酷さはいささかも変わらず、侵略戦争の司令塔を担っている。プーチンに叛旗を翻す「最高の敵」よ、いまこそモスクワに現れよと願ってやまない。
(手嶋龍一)
0410名無シネマ@上映中
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2022/05/25(水) 05:55:52.11ID:bIxPPLBD
今度見よー
0412名無シネマ@上映中
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2022/06/11(土) 23:56:27.24ID:+GCUv70K
貴族出身でホモサークルで2重スパイで亡命後レーニン勲章とか凄い人生だw
0413名無シネマ@上映中
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2022/06/22(水) 15:36:18.78ID:MoB3uxY/
誰かに似てると思ったんだ

「ウクライナは戦争に負けた」
米国の大佐で元ヴァージニア州上院議員、リチャード・ブラック
ウクライナには......ほとんど弾薬がない
ウクライナは毎月6000人の兵士を失っている。米国がベトナムで受けた損害の60倍だ
NATOは戦争が負けたと認識している
制裁戦争は失敗した
https://video.twimg.com/ext_tw_video/1539370344510656512/pu/vid/1280x720/Lul2MR8ju2hBDWcL.mp4
0416名無シネマ@上映中
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2022/08/16(火) 14:50:42.76ID:sppaIexs
スマイリーと仲間たちはテレビシリーズなの?
そうすると、時間的に大分長い作品になるのかな
0417名無シネマ@上映中
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2022/08/16(火) 14:54:31.52ID:sppaIexs
カーラはプリドーが尋問受ける時に入ってきた人でしょ
英語版のWikipediaには俳優名書いてあった
0419名無シネマ@上映中
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2022/10/05(水) 06:47:11.16ID:ZS2BV9m9
886 ニューノーマルの名無しさん sage 2022/03/22(火) 17:59:44.87 ID:0tAgx2nF0
冷戦中にアメリカはベルリンのソ連軍の通信傍受のためにトンネルを掘って
その作戦はアメリカのメディアで喧伝され、作戦責任者のCIA職員は大統領から勲章を授与された。
だが実はCIAと共同作戦をやったMI-6内部にソ連スパイがいて初めから全て筒抜け。
ソ連軍は膨大なクズ情報を米英に与えておそらくはほくそ笑んでいただろう。

この勲章を授与された責任者というのが、
キム・フィルビーをスパイだとCIAで最初にレポートで指摘したビル・ハーヴィという男なんだが
酒癖が悪くて、対キューバ作戦にも関わって評価を下げ、晩年は不幸だった。

ニューズウィーク誌の記者が書いた本『ひび割れたCIA』を読むと、フィルビーのソ連亡命後に
CIAの防諜のトップだったジェイムズ・アングルトン (映画「グッド・シェパード」のモデル) は、
フィルビーを最初にスパイと見破ったのはハーヴィではなく自分だと主張したらしい。
スパイだと疑っていたものの、イギリスからCIAに派遣され将来の長官候補と目されていた有能なフィルビーへの疑念を公けにすることは 
米英情報部の関係を損なう虞があり、なおかつ紳士的でないのでやらなかった と後に説明している。
それはアングルトンの悔し紛れのハッタリとも言い切れないようで、アングルトンの部下三人がアングルトンが早くからフィルビーを疑っていたのは確かだと証言している。

後に、アングルトンは亡命してきたKGB将校の「CIA内にソ連の浸透スパイ(もぐら)がいる」
という証言を信じて彼を庇護し、その証言を信じない同僚たちから守っている。
そして極秘でCIA内部のスパイ狩りに手を染め、その調査はCIAの様々な作戦に支障をきたし、組織を一時的に機能不全寸前にまでにした。
0420名無シネマ@上映中
垢版 |
2022/10/05(水) 06:47:18.95ID:ZS2BV9m9
更に何年か後になってCIAが行ったこのスパイ狩りの検証作業において
「そのソ連スパイとはアングルトンである」
との驚くべき指摘まで出てきたのだが
その報告書を書いたクレア・ペティという男が、当時の西ドイツの情報部BNDに潜んでいたスパイを世界で最初に指摘して
その正しさが証明され大いに評価を上げていたアナリストだったので、新任のCIA長官ウィリアム・コルビーもこれを見過ごすわけにはいかず、
駆け引きとすったもんだの末にアングルトンはクビにされた。

この本の原題は『Wilderness of Mirrors』(鏡の荒野)  
諜報の世界で、鏡のように反射した事実に幻惑されて何が真実で何が欺瞞なのか分からなくなることを意味している。

ニューズウィークの記者は本の最後にこう書いている。
「コルビーは、アングルトンによるKGB分析(スパイの存在)を信じていなかったのと同様に、ペティによるアングルトンの経歴についての分析調査をも信じてはいなかった。
アングルトンがもぐらだと信じるためには、コルビーは KGBがCIA内部に浸透スパイを送りこんでいると主張するアングルトンを信じざるを得なかった。
アングルトンはこの皮肉な結果に気づいていただろうが、コルビーはそれについては一度も彼に言わなかった。
鏡が最後のたくらみをしていたのである。」
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