>>242
あと、グロスマンの伝記本と彼の遺著があります
「人生と運命は」も大著で値段も高価なので
興味あったら買うか、それが無理でしたら図書館で借りてみてください

http://www.msz.co.jp/book/author/15991.html
ワシーリー・グロスマン 1905-1964

独ソ戦中は従軍記者として前線から兵士に肉薄した記事を書いて全土に名を馳せる。
44年、トレブリンカ絶滅収容所を取材、ホロコーストの実態を世界で最初に報道する。
次第にナチとソ連の全体主義体制が本質において大差ないとの認識に達し、
50年代後半から大作『人生と運命』を執筆、60年に完成。
「雪どけ」期に刊行をめざすが、KGBの家宅捜索を受けて原稿は没収、
「今後2-300年、発表は不可」と宣告される。
胃がんを患い死を前にしたグロスマンは『万物は流転する』を入院先の病院に持参し、
最後の数年を共にした恋人エカテリーナ・ザボロッツカヤに極秘に託した。

独ソ戦の従軍記者として名をはせたこの作家が
のちにファシズムと共産主義が大差ないという認識に至ったか
興味あったら図書館でどうぞ

http://ona.blog.so-net.ne.jp/2011-10-11
アントニー・ビーヴァー著の「赤軍記者グロースマン」

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1183
20世紀ロシア文学の傑作、待望の翻訳刊行
『人生と運命』全3巻 (ワシーリー・グロスマン 著/齋藤紘一 訳)

http://www.msz.co.jp/book/detail/07784.html
万物は流転する

1953年、スターリンが死んだ。神のような指導者の突然の死が、国土を震撼させる。
ラーゲリ(強制労働収容所)からは何百万もの人びとがぞくぞく出所してきた。
主人公イワン・グリゴーリエヴィチは自由を擁護する発言を密告され、29年間、囚人であった。
かつて家族の希望の星だった青年は、老人となって社会に戻った。
作家グロスマンが死の床でも手離さなかった渾身の遺作。