【ホン・サンス】イントロダクション/あなたの顔の前に
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2022年ベルリン国際映画祭で3年連続の銀熊賞受賞を果たした名匠ホン・サンス監督の日本公開最新作となる長編25作目『イントロダクション』と長編26作目『あなたの顔の前に』が、2本同時に2022年6月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開することが決定いたしました。 『イントロダクション』
思い通りにいかない人生の痛みと愛おしさ
先の見えない時代に生きる全ての若者たちへ
2021年ベルリン国際映画祭で銀熊賞（脚本賞）受賞した『イントロダクション』は、モラトリアムな時期をさまよう青年を主人公に、前作『逃げた女』の変奏ヴァージョンとしても楽しめるモノクロームの青春映画だ。
予告編は、タイトルの「イントロダクション（Introduction）」が意味する「紹介」「序文」「入門」「導入」の文字とともに、主人公ヨンホが、韓国とベルリンを舞台に、父、恋人、母との再会をめぐる三つの物語が重ねられていき、そこで交わされる三つの“抱擁”の瞬間をとらえた映像となっている。主人公ヨンホには、ホン・サンス監督の教え子として、これまでにもホン監督作品に出演しながら、『逃げた女』では“猫の男”役で奇妙なインパクトを放ち、本作の繊細な演技で初主演を飾ったシン・ソクホ。その他、『お嬢さん』（16）のキム・ミニをはじめ、ソ・ヨンファ、キ・ジュボン、チョ・ユニほかホン監督作品の常連キャストが顔を揃える。
青年ヨンホをめぐる三つの再会と三つの“抱擁”
【『イントロダクション』STORY】
将来の進路も定まらず、まだ何者にもなれないナイーブな青年ヨンホ。韓国とベルリンを舞台に、折り合いの悪い父、夢を追って海外に旅立ってしまった恋人ジュウォン、息子の進路が気がかりな母との再会と三つの“抱擁”を通して、一人の若者の人生が紐解かれていく。誰もが経験する青年期の迷いや喪失、孤独を抱え、恋に夢に破れながらも、やがて心安らぐ温もりに満ちた瞬間が訪れる…。
監督・脚本・撮影・編集・音楽：ホン・サンス
出演：シン・ソクホ、パク・ミソ、キム・ヨンホ、イェ・ジウォン、ソ・ヨンファ、キム・ミニ、チョ・ユニ、ハ・ソングク
2020年／韓国／韓国語／66分／モノクロ／1.78：１／モノラル
原題：인트로덕션 英題：Introduction 字幕：根本理恵
配給：ミモザフィルムズ
c 2020. Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved 『あなたの顔の前に』
残された人生を、いかに心穏やかに生きていけるのか
たった1日の出来事を通して触れる1人の女性の心の深淵
続く『あなたの顔の前に』は、中年女性サンオクを主人公に彼女の心の深淵に迫るストーリー。2021年カンヌ国際映画祭プレミア部門オフィシャルセレクションに招待され、監督の公私にわたるパートナーのキム・ミニがプロダクション・マネージャーを務めたことでも話題を集めた注目作だ。
予告編は、主人公サンオクの「私の顔の前にある全ては神の恵みです。今この瞬間だけが天国なのです」というモノローグで幕を開ける。長いアメリカ暮らしから、突如帰国した元女優のサンオクだが、帰国の理由を妹から尋ねられるも明らかにせず、その内面には深い葛藤が渦巻いていた…。
捨て去った過去と向き合い、思い出の地を訪ね歩きながら、かけがえのない心のよりどころを見出していく、彼女のたった一日の出来事が描かれていく。
本作でホン監督作品に初登場にして主演を飾ったのは、韓国歴代の名監督とタッグを組み、40年のキャリアを誇る大女優イ・ヘヨン。2022年国際シネフィル協会賞主演女優賞を受賞した彼女の観る者の心揺さぶる圧巻のパフォーマンスを垣間見られる映像となっている。
【『あなたの顔の前に』STORY】
長いアメリカ暮らしから突然、妹ジョンオクの元を訪ねて韓国へ帰国した元女優のサンオク。母親が亡くなって以来、久しぶりに家族と再会を果たすが、帰国の理由を妹には明らかにしない。彼女に出演オファーを申し出る映画監督との約束を控えていたが、その内面には深い葛藤が渦巻いていた。サンオクはなぜ自分が捨てたはずの母国に戻り、思い出の地を訪ね歩くのか？捨て去った過去や後悔と向き合いながら、かけがえのない心のよりどころを見出していく、たった一日の出来事が描かれていく。
監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽：ホン・サンス
出演：イ・ヘヨン、チョ・ユニ、クォン・ヘヒョ、シン・ソクホ、キム・セビョク、ハ・ソングク、ソ・ヨンファ、イ・ユンミ、カン・イソ、キム・シハ
2021年／韓国／韓国語／85分／カラー／1.78：1／モノラル
原題：당신 얼굴 앞에서 英題：In Front of Your Face 字幕：根本理恵
配給：ミモザフィルムズ
c 2021 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved ホン・サンスマルチバース！！
https://i.imgur.com/l2oQDcY.jpg
ニューヨークのリンカーン・センターで #ホン・サンス 回顧展が開催中！The Hong Sangsoo Multiverse: A Retrospective of Double Features
https://twitter.com/hongsangsoo_jp/status/1515896136787443712?s=21&;t=Lt8M72CYkwexoyOF55BEpg
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 上映決定
『イントロダクション』アップリンク吉祥寺（@uplink_joji）にて、6月24日（金）より公開
joji.uplink.co.jp/movie/2022/132…
2021年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞
『逃げた女』に続くホン・サンス監督の長編25作目
人生の痛みと愛しさ
先の見えない時代に生きる全ての若者たちへ
https://twitter.com/uplink_jp/status/1518454941496479745?s=21&;t=vLV6so3EroA1paPBS5UJJw
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 第58回百想芸術大賞〈映画部門〉女性最優秀演技賞をイ・ヘヨンさんが受賞
ホン・サンス監督作品に初出演したイ・ヘヨンさんが『#あなたの顔の前に』で女性最優秀演技賞を受賞！ 6/24(金)より全国公開です。
cinemacafe.net/article/2022/0…
https://twitter.com/hongsangsoo_jp/status/1522774939107213312?s=21&t=CdxRgjOyVdvmtZqtjtc41A
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 来場者プレゼント
6/25(土)の上映にご来場のお客様の中から抽選で、「チャミスル ストロベリー」をプレゼント！（数量限定）甘い苺の香りと甘酸っぱさが口の中に広がる優しい味わいをお楽しみください。
提供：眞露株式会社
#イントロダクション
#あなたの顔の前に
実施劇場&詳細は↓
https://twitter.com/hongsangsoo_jp/status/1538799542858305536?s=21&t=NUKZ22JAUV67yVTemvLQBw
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 仮にも映画はつまらなくてもこれもう行くだけで余裕で元取れるだろw なんといっても三幕目が秀逸。酒の席で、"演技でも抱きしめることはできない"と話すヨンホへのズームが、純真というか不器用な彼への寄り添いのように見えてくる。それに対して頭が固いなと俳優さんが怒鳴り散らかすわけだけど、パンで交互に写してカットを割らないのはそれを世代間対立的に見せることを回避しているようにも思える。実際彼はヨンホが席を立ったあと、やってしまったと後悔の言葉を口にするわけだから(ある種、このようにしか生きられない的なおかしみも感じられる)。そして一〜二幕目で"本当に愛している相手に対してだけ"抱きしめる人であったヨンホが、海に入った後、それまでとは反対に友人に抱きしめられるのはもちろん感動的。でもそれ以上に奇跡が撮れたなと思えるのは、その抱きしめられるシーンと同一カットで、海に入っていったときに出来たであろう砂浜の足跡が波に飲まれる画面。かつて抱いた夢や昔の恋人のように、"足跡"は消えるかもしれない。けれど誰かと一緒にちゃんと立っているじゃないか。 あなたの顔の前に
ペラを見たとき、
タレント、女優のYOUかと思った。
本作レビューは、
私自身のかなりの独善的なものと意識してる。そして、
ひょっとしたら皆様に一笑に付されるかもしれへん、そんな覚悟もしてる。
哀しかった。
ほんまに哀しかった。
女は自分の想いを数十年ひた隠しにし、
カメラマンの惚れた男と逢った。
予約が取れず急遽、
ささやかな小さい店で逢った。
二人愉しそうやった、
楽しかったと思う。
でもな、ついぞ、女は、
誰にも言えない肉親にも言わない、
自身の救いようのない身の上をこの男に告白する。だけと女は決して崩れない。
平静を保ちながら男に語る。
二人はそのまんま酒を呑み交わす。
男はあまりの衝撃に泣く、
そして泣くさらに泣く、
言葉に詰まる。
煽るように酒を呑む…、
この男も女にそこそこ惚れていたんだと思う。
女は男に少し笑顔で、
「結婚してますか？」と聴く。
男は、
「はい、」「息子が１人います。」
「息子の幸せを望んでます。」
こんなん言う。
私はこのシーンでは泣いてしもた。
たぶん男の前では泣かん、いや、
泣けんやろけど
１人になったらきっと泣いてると想う。
女はとても冷静やった。
でもやっぱり女は、男が独り身であってほしかっただろうと思う。
女は男に優しく、
「私と寝たいんですか？」と聴く。
男は、
「はい、」
「よろしくお願いします」
確か男はこんなふうに言うたと思う。
これは決して喜劇ではない。
とても哀しい、
女はそれでも嬉しかったと思う。
自身を想って泣いてくれた男に、
希望を持ったと想う。
店を出て、相合傘の中で
二人はタバコを吸う。狭い…、
狭苦しいとこで肩寄せ合って
キスもしないでタバコを吸う。
ここは哀しいシーンやけど、
大人の洒落た雰囲気がある。
二人は少し笑う。
私はもはや、
それはそれでええと思った。
その後、
女の留守番電話に入ってた男の声…、
痺れるほどのええ声やった。
逢いたいとおもた。
だけどな、違うねん。
哀しくてもう、
言葉にでけへん。
留守番電話には、
幸せを招くようなことしか
入れたらあかん、
ほんまにそう想った。 相変わらずのホン・サンス
この人の映画を見るといつも「このくらいの映画なら自分でも撮れる」と思ってしまうから不思議
いやいやそんなことは出来ないんだけどねw
凝らない撮影、凝らないストーリー、一見普通のダラダラした会話、装飾の排して描く感じはいつも通り
でも、最後まで見せちゃうあたりが不思議
「あなたの顔の前に」ではキム・ミニはスタッフなのね
妹役でもまだ若いし、甥っ子の彼女では薹が立ちすぎてるからかしら >>20
あなたの顔の前に、は別格じゃないか？
これ、凄すぎるだろ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
