復讐は私にまかせて-Seperti Dendam Rindu Harus Dibayar Tuntas-
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2022年8月20日公開
原題 Seperti Dendam Rindu Harus Dibayar Tuntas
製作年 2021年
製作国 インドネシア・シンガポール・ドイツ合作
配給 JAIHO
上映時間 115分 キャスト
マルティーノ・リオ
ラディア・シェリル
ラトゥ・フェリーシャ
レザ・ラハディアン
監督
エドウィン
原作
エカ・クルニアワン
脚本
エドウィン
エカ・クルニアワン
撮影
芦澤明子 ロカルノ金豹賞『復讐は私にまかせて』8月20日公開決定!
第74回ロカルノ国際映画祭金豹賞を受賞したインドネシア発の独創的な愛と復讐のドラマ『Vengeance Is Mine, All Others Pay Cash』(英題)が、邦題を『復讐は私にまかせて』として8月20日(土)より劇場公開されることが決定しました。
インドネシアの著名作家エカ・クルニアワンがベストセラー小説を原作として提供し、共同脚本にも携わった本作。主人公は向かうところ敵なしの若きケンカ野郎のアジョ・カウィルと、伝統武術のシラットを駆使する女ボディガードのイトゥン。そんなふたりの電撃的な恋の行方を描くラブストーリーを軸にしながら、アクション、バイオレンス、コメディ、エロス、ホラーのエッセンスを贅沢に散りばめ、怒濤の復讐ドラマへと転じていきます。
まずド肝を抜くのは序盤、起伏に富んだ採石場を舞台に繰り広げられる猛烈な肉弾アクションシーン。名うての強者同士であるアジョとイトゥンは、互角のファイトの果てに激しい恋に落ちますが、過去のトラウマを引きずるアジョはED(勃起不全)に悩んでいます。その設定には、インドネシア社会に今も根強く残っているというマチズモ(男性優位主義、女性蔑視)への批判がこめられ、「肉体や暴力を超えた愛」というテーマが追求されています。 監督を務めたのは、国内外で数多くの受賞歴を誇るインドネシア映画界の俊英エドウィン。往年の香港カンフー映画、クエンティン・タランティーノ作品やJホラーへのオマージュをうかがわせる遊び心たっぷりの仕掛けに加え、好奇心と想像力をかき立てるミステリアスな描写にも注目です。
撮影は、『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』『散歩する侵略者』といった黒沢清監督作品や、『南極料理人』『わが母の記』『海を駆ける』などで知られる日本の名手・芦澤明子が担当。コダックの16ミリフィルムを採用した映像の鮮烈な色彩、豊かな陰影、ざらついた質感が、本作の魔法めいたロマンティシズムの美しさ、暴力のまがまがしさを際立たせ、嵐のような愛と復讐のドラマを魅惑的にきらめかせています。 『復讐は私にまかせて』(英題:Vengeance Is Mine, All Others Pay Cash)
1989年、インドネシアのボジョンソアン地区でケンカとバイクレースに明け暮れる青年アジョ・カウィルが、クールで美しく、男顔負けの強さを持つ女ボディガードのイトゥンとの決闘に身を投じ、情熱的な恋に落ちる。実はアジョは勃起不全のコンプレックスを抱えていたが、イトゥンの一途な愛に救われ、ふたりはめでたく結婚式を挙げる。しかし幸せな夫婦生活は長く続かなかった。アジョから勃起不全の原因となった少年時代の秘密を打ち明けられたイトゥンは、愛する夫のために復讐を企てるが、そのせいで取り返しのつかない悲劇的な事態を招いてしまう。暴力と憎しみの連鎖にのみ込まれた彼らの前に、ジェリタという正体不明の“復讐の女神”が舞い降りるのだった……。
監督/エドウィン
撮影/芦澤明子
出演/マルティーノ・リオ、ラディア・シェリル、ラトゥ・フェリーシャ、レザ・ラハディアン
2021/インドネシア、シンガポール、ドイツ/インドネシア語/115分/ビスタ/5.1ch/カラー/原題:Seperti Dendam, Rindu Harus Dibayar Tuntas
日本公開/2022年8月20日(土)シアター・イメージフォーラム他全国順次公開
配給/JAIHO
© 2021 PALARI FILMS. PHOENIX FILMS. NATASHA SIDHARTA. KANINGA PICTURES. MATCH FACTORY PRODUCTIONS GMBH. BOMBERO INTERNATIONAL GMBH. ALL RIGHTS RESERVED 2021年・第34回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「復讐は神にまかせて」のタイトルで上映。 ロカルノ金豹賞『復讐は私にまかせて』日本版予告編&ポスターが解禁!
第74回ロカルノ国際映画祭金豹賞を受賞したインドネシア発の独創的な愛と復讐のドラマ『復讐は私にまかせて』の日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
向かうところ敵なしの若きケンカ野郎のアジョ・カウィル(マルティーノ・リオ)が意気揚々とバイクレースに挑むシーンから始まる予告編。そんな負け知らずの男の前に、シラットを駆使する最強ボディガードのイトゥン(ラディア・シェリル)が現れ、採石場を舞台にしたスタント無しの壮絶なアクションの末、アジョを投げ飛ばします。
互角の決闘の果てに強く惹かれあっていく二人。アジョはED(勃起不全)のため、イトゥンを幸せにできないのではと思い悩みますが、イトゥンのピュアで一途な愛で、二人は結ばれます。穏やかで幸せな時間が流れていましたが、イトゥンとの幸せな結婚生活を送るために、アジョは裏社会の殺しの依頼を引き受けてしまい、さらにイトゥンの幼なじみの悪党ブディが二人の仲を引き裂こうとするなど、人生の歯車は大きく狂い始めます。お互いの為に奔走しあうアジョとイトゥン。運命に翻弄され、痣だらけ、傷だらけになりながら、愛を貫けるのかそして予告編の最後に映る、ベールをはいだ謎の女の正体とは──?
本作では、黒沢清、沖田修一ら名だたる映画監督から絶大な信頼を受ける名手、芦澤明子がエドウィン監督からの熱烈オファーを受けて撮影を担当。コダックの16ミリフィルムを採用した映像の鮮烈な色彩、豊かな陰影、ざらついた質感が、物語の魔法めいたロマンティシズムの美しさ、暴力のまがまがしさを際立たせ、嵐のような愛と復讐のドラマを魅惑的にきらめかせています。
さらに、往年の香港のカンフー映画、クエンティン・タランティーノ作品やJホラーへのオマージュをうかがわせる本作では、エドウィン監督の独創的な映像世界にあわせた大胆なテロップ使いにも注目です。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています