【ウクライナ】アトランティス-Atlantis-/リフレクション-Vidblysk-
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【アトランティス】
ウクライナ映画界の俊英バレンチヌ・バシャノビチが、近未来のウクライナを舞台に、PTSDに悩む元兵士とボランティア団体の女性の交流を描いたディストピア映画。2025年、終戦直後の荒廃したウクライナ。元兵士のセルヒーは戦争で深いトラウマを抱え、空虚な毎日を送っていた。そんなある日、戦死者の遺体を掘り起こして身元確認するボランティア活動に参加した彼は、そこで知り合った女性カーチャとの交流を通し、自らの過去と向き合うようになっていく。2019年・第76回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門作品賞、2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門審査員特別賞受賞。 原題 Atlantis
製作年 2019年
製作国 ウクライナ
配給 アルバトロス・フィルム
上映時間 108分 【アトランティス】
キャスト
アンドリー・リマルーク
リュドミラ・ビレカ
ワシール・アントニャック
監督
バレンチヌ・バシャノビチ
製作
バレンチヌ・バシャノビチ
脚本
バレンチヌ・バシャノビチ
撮影
バレンチヌ・バシャノビチ
編集
バレンチヌ・バシャノビチ 【リフレクション】
2021年・第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門出品作品。
原題 Vidblysk
製作年 2021年
製作国 ウクライナ
配給 アルバトロス・フィルム
上映時間 126分 【リフレクション】
キャスト
ロマン・ラツキー
ニカ・ミスリツカ
アンドリー・リマルク
監督
バレンチヌ・バシャノビチ
製作
バレンチヌ・バシャノビチ
脚本
バレンチヌ・バシャノビチ
撮影
バレンチヌ・バシャノビチ
編集
バレンチヌ・バシャノビチ リフレクション
捕まったら待ち受けているもの。
まだ10年も経っていない今の出来事。
第二次世界大戦
もう80年くらい前か?
同じような拷問をやっている。
想像を絶する苦しみ恐怖を与えている。
戦争のやり方、手口。
結局何も変わっていない。
人としてやっていいこと、悪いこと。
自分たちが考えている分別、それを全ての人間が持ち合わせているわけではないことを思い知らされる。
虫ケラを潰すような感覚で、いとも容易く人を殺めてしまう人間が世界には存在しているのが現実なのである。
やらなければやられる、それが戦争。
日本人もコレは目を背けず観ておかなくてはいけない一本だと思う。
ある日突然隣国が…
っていう想定をしてね。
そういうリアリティを突きつけられます。
身が震える痛さは、かなりキツかった。
墓場まで持っていかなければならない残りの人生。
辛すぎる。耐えられない。
戦争反対と叫ぶだけではなく、絶対に隣国に戦争を起こさせてはいけないのだ!
目を覚まさせてくれる作品ですよ。 アトランティス
"もう二度と普通には戻れない"。まさにウクライナの未来予想図。破綻した経済、荒廃した土地、地雷だらけの地面、遺体処理に追われる考古学者や医者たち。残されたのは敵を撃ち殺した感覚、同胞を惨殺された痛み、行き場のない絶望感。それでも祖国は祖国。"他所に行く気は?""行っても無駄だ。ここが俺たちの居場所だ。"に全部凝縮されてた。この先のウクライナで生きることの意味が。ロシアだって領土奪ってあれだけ派手に街を破壊しておいて絶対復興とかする責任もお金も努力もしなさそうだし。東部でロシア人に追従しないとまぁまぁ仕事がないっていうのも辛い。最初と最後のサーモメーターみたいな演出がすごい印象的でした。"やってられない"感が充満する空気。自分で死ぬか、耐え留まるか、性欲で紛らわすか。いきなりアイロンぶち壊す裸体のおじさんとか、兵士病?PTSD?みたいな戦争で敵を撃ち殺し体験が忘れられずに別の仕事をしても身が入らずに常に敵に備えるために射的にのめり込む男性の末路とかとにかくめっちゃくちゃリアル。遺体処理に携わる考古学者が昔を掘り起こしているんじゃない、"今を掘り起こしているの"で身震いした。。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています