【中国】小さき麦の花-隠入塵煙 Return to Dust-
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2023年2月10日公開
2022年・第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品。 新聞の映画欄を見て、「初恋の来た道」以来かぁ、泣けるぞ!とティッシュを詰め込んで行きました。 が、心が全く震えないのです。 何故か? おそらく、NHKのドキュメンタリーで中国の寒村のリアルをたくさん見てきましたので、「映画」になった途端、 この干しレンガは四個は俳優さんが作っただろうけど、あとはスタッフさんが作ったんだろうなあとか、小麦の刈り取りも大半はスタッフさんがしたんだろなあとかが、透けて見えてくるのです。 韓国のドラマや映画なら、笑いや涙に誘い込むテクニックが上手に仕込まれているのですが、それも、まったく、ない。 つまり、ドキュメンタリー的にも、エンターテインメント的にもなっていないのです。 もう少し、映画創りを勉強しましょう。 本当にそこらの農家の人をキャスティングしたのではと考えてしまうくらい自然な演技だった。
鳥肌が立つほど、どのシーンも画面作りが緻密で絵画を見ているかのようだった。
鈴をつけたロバが歩くだけで映画になる、省略を許さない作業の反復も素晴らしい。
麦の束を荷車に乗せる過程や煉瓦を積む過程、雨が降る中ビニールを煉瓦にかける過程、そんな丁寧な過程の描写が美しいのである。 この映画が中国で若者から話題になってヒットしたのはすごいと思う。
有铁は監督のおじさんで農村人らしい。場所も監督の出身地らしい。あんなところ2011年にもあったのか、いやもしかしたら今もあるのかな。それはそれで、ヤバくない?だから大陸で上映禁止になったのかな。
生活がドキュメンタリーかと思う様な映像だった。
場面場面がミレーの絵みたいだった。
かなり狙って撮ってるのだろう。
少しづつお互いの心を開きはじめて会話する時の話がシンプルだか胸キュンやった。丈の長いコート買ってやるとことか、押し付けの優しじゃない。
すごく静かな映画だけど、訴えてることは伝わった。あと、ロバがかわいい。
女優さんすごい。
ベネチア映画祭での終わりと違うという情報も見たが、その辺り詳しく知りたい。
原題の方がすき。邦題もいいけど、少しロマンス要素足しました感。いい話で終わらせたらいかんやつやろ。でも本国の若者には伝わってと信じたい。
この監督の過去作もみてみたい。 有楽町は今日までだったのでギリギリ間に合った
なんだろうこの実在感
現在を舞台にしてるはずなのに
まるで文革の頃のような生活をしている人々
「象は静かに座っている」でもそうだったけど
発展目覚ましい中国でも実はホントに発展してるのは
ほんのごく一部で、大部分が取り残されているんだろうな 🌾3/30(木)まで
恵比寿ガーデンシネマ
静岡シネギャラリー
長崎セントラル劇場
宮崎キネマ館
🐓3/31(金)〜
キネカ大森 ほかまだまだ上映中! ラストのとこなんだけど、そのまま見ればやっぱり〇〇したってことでいいと思うんだが、
そのあとの村人の会話のセリフと矛盾する。
英語版のウィキペディアにあれは検閲で追加された後付け、ということが書かれてた。
やっぱり見た通りに解釈すべきなんだよな? >>41
最後ヨウテイが泣きながらベッドに横たわって
手に持ってた草で作ったロバにカメラが寄る
その背後で窓の景色が目まぐるしく移り変わり時間経過を伝える
その間、草のロバはじっと動かずそのまま
つまり検閲対策用の前の結末自体は同じで視点を変えただけ
村人のセリフは、ヨウテイへの無関心を示す呑気さを皮肉っている >>42
なるほどな~
自分も○○したのか都会に移ったのかどっちかハッキリしなくて??だったので助かった
検閲で追加されたシーンそのものが検閲自体を皮肉ってるみたいで秀逸だね 脳内で村人のセリフはなかったことにすればいいんじゃね。
最後の字幕はもともと日本語訳は表示されないし。 検閲かけたとしたら、要するに国や親族、自治体にふりまわされて○を選ぶみたいなのはまずいってこと? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています