すべてうまくいきますように-Tout s'est bien passe-【フランソワ・オゾン監督】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
2023年2月3日公開
オフィシャルサイト
https://ewf-movie.jp もういい加減長文のコピペのような書き込みはやめてくれ
ちょっと異常だよ この映画の中心となる人たちが、アートや文学を愛し、それで食べられている人たちだからなのか、テーマは全然違うけど、是枝監督の『真実』を、ふと思い出した。 ドヌーブが演じたワガママだけど憎めない大女優とこの作品の父親も、どこか重なる気がして。 ただ、『真実』には「真実とは何か」という芯があったのだけど、この映画には芯になるものが見つからなくて、私にはあまり残らなかったかな。 父親が一人でスイスに向かう道中で何を思ったのかが感じられたらよかったのだけど。それは娘たちにはわからないことだから、原作にもないのだろうけれど、映画は娘の一人称で語っているわけじゃないから、描いてほしかったかな。 突然静かなエンドロールが訪れ、涙。
.
何に私は泣いたんだろう、
家族に死んで欲しいと思う人はなかなかいない(はず)。それでも、家族の意志を尊重し、受け入れること、それを援助することは、きっと簡単じゃない。
姉妹の言動からそれがひしひしと伝わってきたからなのかな、と。
.
個人的に好みだったのは、最初に書いたエンドロールの始まり方。あと、孫のクラリネットがうますぎなかったこと(映画では、そんなはずないやん、ってくらいうまくて気になっちゃう時がある)。
.
最後に、私好みのリアルさがある映画だった。
尊厳死について考えさせられたのは『Me before you』以来。久々にまた観よう。 安楽死を望む父と二人の娘。重いテーマだが必要以上に重くなく、時にシニカルな笑いあり、法律の網目をくぐるスリリングな展開ありで魅せる。
しかし、最後の瞬間を娘が用意するというきつい話には変わらず。さすがオゾンの佳作。
安楽死に面したところから浮かび上がる親子、夫婦、友人たちとの人間関係の妙。
妻でパーキンソン病役を演じたランプリングが一瞬だけ見せるあの表情、元彼のあの姿と時計。余韻あるねえ 初期作品では、人の歯ブラシを便器に擦り付けたり
そんな悪意に満ちた映画が多かったのに。さて今は。
ずっと父につきまとう男は、実は父の恋人!
母は父がゲイとわかって結婚した?
お金で娘二人産んだの?やる事やったの?
で冷め切った父と母の関係。
…色々とナゾだらけ。
疲れ切ったソフィー・マルソーは、
血しぶきブシャー!なホラー映画見てリフレッシュ…。
とりあえず父は自分勝手な人だったのはわかる。
お金あるから、やりたい放題。
そんな人にふさわしい終わり方ではないか。
ハンナ・シグラも出演してます。(スイスの担当者)。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています