コンパートメントNo.6-Hytti Nro 6-
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見終わった後にじわーっと広がっていくような、余韻を残すタイプの映画。
極寒のロシアが舞台でいかにも寒そうなのになぜかあったかい。
リョーハがキスに乗り気じゃなかった理由もあんまりよくわからんし、(レズビアンと聞かされてたから?知的階級と労働階級の差を感じ取ってた?女性がはじめてだった?)あの老婦人が一体何者かもわからんし、岩絵が見られたのかどうかもあんまりはっきりしてないし、色々はっきりしない部分が多いけどそのはっきりしなさがこの映画に余韻をもたらしてるのかも。
あったかいけどちょっとほろ苦い、大人な映画。エンドロールのカラフルなバックがよかった。 寝台列車の客室という狭い空間に見ずしらずの男性と二人きり(しかも粗雑でデリカシーがない)だなんて絶対に無理…!と思った私には物語は始まらない。受け入れたからこそ出会える人や体験がある。主人公が危なっかしいなと思いつつ羨ましくもあり。 ヒロインが可愛いければ+15点くらいしても良かった
さすがにブスな上にシケたツラしてるのが主人公だと入り込みにくいわ
別に美人でもメンヘラはいるんだし、美人にしても何も問題はなかったはず
美男美女じゃないのに旅を通して惹かれあっていくっていうコンセプトは分かるんだけどね ちょっと可愛いレベルの美人にすればなあ
庶民的でクラス5番手くらいの普通の美人
あんなドブスじゃなくてさ しかも主役のあの人39歳らしいからな
撮影時はもう1,2歳若かった可能性もあるかもしれないが、それにしてもあのストーリーやるにはとしても歳が行き過ぎてる
もはや顔以前の問題 色々な映画祭で受賞している作品だけど、私には受賞に該当する作品だとはとても思えなかった。
人間の孤独を描いている作品だとは理解できる。でも私には共感できない。ペトログリフがよくわからない。岩に彫られた彫刻らしいがアップもなく、またあんな野ざらしで保存できるのだろうか。囲いが必要だろうと思う。まだ、ソ連崩壊前の時代設定かな。私にはわからない映画だと正直に告白します。 設定は1990年代末期だよ。
タイタニックの話が出てくる。 カリテで『コンパートメントNo.6』観た。完全に旅した気分。寝台列車乗ったし知らない車で知らない老婆と猫住む家行った。ラウラとリョーハが少ぅしずつ距離縮めていく様子が堪らないよ…リョーハお前…もう!!唯一知ってるフィンランド語が「ハイスタ・ヴィットゥ」になりました。超良かった! そろそろ海外ひとり旅をまたしたいし、宗谷岬目指して北海道行った時のことも思い出しながら見たからめっちゃ楽しめた めちゃくちゃ拡大上映してるのな
なら最初からやれよ
あんなクソなカリテ見る羽目になったのにさ シネマカリテはスクリーンが右に寄ってるので左側取った人間はムチウチになります むー
見たけど
そこはかとない感じがいいんかこれは?
赤の他人の男女2人が同室ってシチュが
日本ではなかなか考えられんから
なんか心情がよく分からんかった ミニシアター好きな奴が無駄に上げてる印象
Twitterとかの印象だけどね
希望は違えどRRRとかと似てる
何回見た泣いたマウント取ってる奴多いし おまんこ使うんか?とか言って股にタッチしてたよな
あんなん絶対その後も拒否りそうなもんだけど
よく分からん
ただ後半のリョーハは良い奴で
なんか良かったわ
互いに執着しないのも良い >>88
自分も若い頃に鉄道やバイクでふらふらと旅をしていたから、もう一度旅に出たような気分になれて面白かった。
不愛想なおばさん車掌がロシア国鉄っぽくて良かった(乗ったことないのでイメージですが)。
主役はもっと若くて美形なら感情移入できたかもしれない。
リョーハは、現代の若い男があんなにお国自慢をするんだろうか…?まあステレオタイプなロシア男ってことなんだろうけど。 ラウラが美形じゃないのとリョーハがオトコオトコしてない、なんならちょっとゲイ?みたいなルックスだから成り立ったストーリーだと思ってる
華奢な美人とヒゲモサのおっさんなら個室内で襲われるのか?!と落ち着かないだろうし
年齢差もボーヤだから最初は適当にあしらう感じが出てていい
もう少し道中の車窓というか荒涼とした景色が見たかったな >>95
なるほど、年上女とボーヤの組み合わせなのか(ラウラは学生だし年齢設定がよくわからなかった)。
それならムルマンスクでリョーハが一生懸命になるのが理解できた、抱き合った時の涙が「あんたのために何かしてやりたいけど俺はこんな底辺の男なんだよ」と言ってるように見えたので。
海岸で氷の上をスーッと滑る一瞬のリョーハが格好良かったのと、猛吹雪の中で無邪気にタイタニックごっこをやる様子がさすがロシア人とフィンランド人だった。
あと個人的には、ロシア語を独学してるので少しだけ聞き取れて面白かった。
こっちでは二週間限定上映なのでもう一回観に行きたい。 吹雪になったから遭難してもう一波乱あるのかと思ったら雪合戦おっぱじめておそロシア リョーハの立場で想像すると、ひと冬のほろ苦い恋だな
彼女の喜ぶ顔が見たくて走り回って、好きだと伝えることもできたが、多分二度と会うこともなく関係が続くことはない
もしまた会うことがあってもその時には共通の話題もないだろう フィンランド男は嫌な奴だがギターの音色は素敵だな。ギターに限らずBGMが劇中で本当に鳴ってる音楽なのが臨場感あっていい。
(音楽がない時は列車のゴトンゴトンの音が鼓動のようで、これもいい)
ペテルブルグ駅にいたバイオリン弾きとか、パリの地下鉄には本当にああいう人がいて小銭を稼いでた。
で、2回目はリョーハの表情に注目して鑑賞してきた。
雪の上で寝転がった時、ラウラは満足して笑顔なのにリョーハは少し寂しげだった。もうすぐお別れだ、と言ってるようだった。
ラストのリョーハの感情になんか心当たりがあるな…と思ったら、一人旅の安宿で仲良くなった人(男女問わず、恋愛感情まったく関係なく)が先に出発するのを見送る時の取り残されるような寂しさだ。
でも自分が出発する時はラウラのように前を向いて笑顔になってて、取り残される者の寂しさを思うことはなかった。
これ、一人旅が好きな人には刺さりまくる映画だと思う。原作を読みたいから英語版を買ったよ(電子書籍なら洋書も安くていいね) アメリカって鉄道を使った映画ってあまり聞かないね
バスのほうがしっくりくる 名残惜しくて3回目を観てきた。あとは円盤待ち。以下、ロシア語万年初学者の感想。
・「終わり?」「終わり」は(Всё)直訳すると All なので、”見たかったものは全部見たか?” ”うん、全部見た”というニュアンスで解釈した。
同時に、二人の関係もこれで全てなのだという物語のテーマを表してると思った。
だから雪の上で寝転がった時、ラウラは満足して笑ってる一方で、リョーハは二人でやることは全部終わったんだ…という寂しさが顔に出るんだな、と。
・リョーハが書いたハイスタ・ヴィットゥの上のほうには何か書いて線で消してある。
1行目はСПАСИБО(ありがとう)だと思うが2行目は分からん、会いに来てくれてありがとう…とでも書こうとしたんだろうか。
・フィンランド人の男は教科書どおりの挨拶をするのでロシア語はカタコトという感じが出てた。
でも実はロシア語わかってて常習犯なんじゃね?という気もするなw 「何しに行くの?」「売春」の後の「へっ?」っていうリョーハの表情がよかった
根っからの悪いヤツじゃないのがわかる シネマカリテじわじわ上映延長してるね
4月下旬までになった このスレに来る人は少なくても観てる人は結構いるのかな?
>>102だけどもう少し語っていいですか、ロシア語がわかると面白い部分を。
https://pbs.twimg.com/media/FrZvfFwaUB8lmQ8?format=jpg
リョーハはハイスタ・ヴィトゥの3文字目を書き直したのがわかる(画像は韓国でのノベルティ)。
これは、” イ は Е じゃなくて И のほうで発音してたな”とでもいうように、正確に書こうと彼なりに努力した形跡がうかがえる。
それに気づいたラウラは笑いをこらえきず吹き出してしまう。「ちょっとおバカだけど一生懸命になってくれた可愛いボーヤだったわ」と。
ついでに深読みだが、И は一文字だと and に相当するので、つまりラウラとリョーハの物語というテーマを表してるのかと思ったりした。 これかなりの空気でびびった
カウリスマキ系は信用せんことにした 下高井戸シネマかキネカ大森でやってくれると信じてる 恋愛映画だと思うと期待外れだろう
孤独な人間が出会って別れる、でも別れた後の孤独は以前とは違う、そんな物語だ その文章からして恋愛映画まんまにしか見えませんけど こういう気取ってるのにただのスイーツ映画なやつが一番嫌い
すなおにスイーツ映画を撮れと言いたい
恋愛映画の旗手○○監督と同等の才能!!っていうんなら全然オッケーだけどさw 公式ツイッターがリツイートしてる人の感想も、恋愛よりも旅映画として刺さってる人が多い印象だな。
一期一会の楽しさや寂しさを知っている者には後からじわじわくる。
3等寝台のガヤガヤした雰囲気は、昔バイクで北海道に行く時に乗ったフェリーを思い出して懐かしかった。 え?GWに延長うれしい
さすがに逆転のトライアングルは終了かw 劇場追加きたー
5/20~早稲田松竹
5/23~パルシネマしんこうえん
7/2~深谷シネマ リョーハ役のユーリー・ボリソフが気になったので主演してる「AK-47」を見た
戦争物や銃には興味ないけど面白かった
男くささの中におちゃめな可愛さがあってリョーハに通じるものがあった
ロシア映画ももっと上映してほしい カウリスマキって日本の新興宗教信者か何か?
派閥メンぽいのがキモすぎ 地味にプチヒットしたな
どこの層に響いてるのか知らんけど もっと公開初日から各劇場もやるべきだったわ、機会損失は確実に多くあったよな
平日の初日から公開2週間くらいはカリテずっと満員もしくは満員に近い日が続いてたし
入れなかった層とカリテならいいやって層が確実にそこそこいたろう >>126
ヒロインの不機嫌な顔が大都会から離れるにつれて笑顔になっていくのが、
自分もこんな旅をして疲れる日常から解放されたいっていう人に受けてるんだろ >>127
GWに観た人がまた感想をあげているし、細々と続けてほしいな 主人公は当初恋人の肩書や地位に恋していて、そういう人に好かれるワタシが好きだった
きっと知的な恋人に好かれようと一生懸命背伸びしてたことだろう
そしてそんな恋人と距離ができ始めて、旅行先で出会う労働者の粗野で純粋な好意に触れ
初めて計算ではなく感情の赴くままに生きることをしてみたって感じだろうか >>130
ホテルの予約もイリーナ任せだし、モスクワでのラウラは主体性に欠ける依存的なキャラだったんだよね
でも一人旅で素朴な感情の交流に触れて、自分が何をしたいのか内なる声に耳を澄ませたのだと思う、おばあさんの言っていたように
感情のクライマックスはリョーハに会いたくて鉱山までタクシーを走らせる場面だな、主題歌が大音量で流れるのが良かった
たぶん手紙は「冬は行けないんだって、ガッカリ。ねぇせめてご飯でも一緒に食べない?」程度だろうなと想像した
そこから「おっしゃ俺が連れてったるで」と走り回るリョーハを想像すると、一時的な人間関係でもそこには確かな繋がりがあるというテーマが心にしみる良作だわ アップリンク吉祥寺「最近見逃した映画特集」 5月19日(金)~25日(木)
目黒シネマ 6/24(土)・6/28(水)~6/30(金) なんでこんな拡大上映してるのかよくわからん
普通につまらなかったのに やっぱ統一教会向かいのアップリンクは残したほうがよかった
アップリンクがまとめて2番館を担当してたから渋谷映画館の
厚みがあったんや。いまの渋谷はバラバラばらばらして
気づいたら終わってる、の繰り返し。層が薄い 相手の選んだ酒がまずくて飲めず、二人の住む世界が決定的に違うとわかる場面はいたたまれない思いがした
二人が共有する世界は旅という非日常空間だけ
それでもラウラの仏頂面を笑顔に変える力のある出会いだった
旅っていいね ❖NOW SHOWING❖
【5/20(土)~26(金)】
『コンパートメントNo.6』
監督:ユホ・クオスマネン
10:00/14:10/18:20
『オリ・マキの人生で最も幸せな日』
監督:ユホ・クオスマネン
12:10/16:20
★2本立て上映 なによりも顔が本当にいい。2人の変化に心が潤っていく感じ。
音楽は基本に映画内音楽に限られているけれど、だからこそ、生活の中での感情のリズム感のようなものを感じられた。
家の軋み、列車の軋み、車の軋み。とにかくサウンドデザインが自然かつ表情を持っていて、豊かな映画だった。 >>139
作品中で流れる音は全部ラウラが耳で聞いてる音なんだよね
だからその音を聞いた時の感情が観客とラウラでぴったり一致する 地味に上映が続くね。うちのほうにもまた回ってこないかなあ
熊本 本渡第一映劇 6/24土-7/5水
東京 目黒シネマ 6/24(土)~
岩手 盛岡中央映画劇場 6月30日(金)より
埼玉 深谷シネマ 7/2日-7/8土
富山 御旅屋座 7/22土-8/11金
高知 ゴトゴトシネマ 9/15金-17日 ブルーレイ買ったよ。物語の世界にまた浸れて嬉しい。字幕が少し親切になってたw
スクリーンでは最後にラウラを見送るリョーハの瞳の光まで見えたけどPCの画面では無理だ…これは仕方ない。
最後のメモの1行目はやはりСПАСИБО(ありがとう)だった。
二行目はБЫЛО ホニャララ(ホニャララ だった)と読めるが肝心の部分が分からん。
ありがとう嬉しかった、とかそんな感じだろうか。それを線で消してハイスタ・ヴィットウと書いてたんだね。 今年観た映画の中では一番好きだったかもと思いつつまた観たいなと思ってたら配信も始まったのか
これは配信観るしか無い 身内の不幸で明日行けなくなった。
譲れるものなら誰かに譲りたい。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています