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対峙-Mass-
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0002名無シネマ@上映中
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2022/11/22(火) 15:40:13.74
原題 Mass
製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 トランスフォーマー
上映時間 111分
映倫区分 G
0003名無シネマ@上映中
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2022/11/22(火) 15:40:24.91
スタッフ
監督
フラン・クランツ
製作
ディラン・マットロック
ケイシー・ワイルダー・モット
J・P・オーレット
フラン・クランツ
脚本
フラン・クランツ
撮影
ライアン・ジャクソン=ヒーリー
美術
リンジー・モラン
音楽
ダーレン・モルゼ
0004名無シネマ@上映中
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2022/11/22(火) 15:40:36.31
キャスト
リード・バーニー
アン・ダウド
ジェイソン・アイザックス
マーサ・プリンプトン
0005名無シネマ@上映中
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2022/11/22(火) 15:41:12.08
『対峙』2023年2月10日公開決定!日本版特報&ポスターが解禁!

銃乱射事件の被害者家族と加害者家族による緊迫の対話を描くアメリカ映画『Mass』が、邦題を『対峙』として2023年2月10日(金)に全国公開されることが決定し、日本版特報映像とポスタービジュアルが解禁されました。

アメリカのある高校で生徒による銃乱射事件が発生し、多くの同級生が死亡。犯人の少年もそのまま校内で自ら命を絶った。それから6年、事件で息子を殺された“被害者”の両親と、事件を起こした“加害者”の両親が、セラピストの勧めで対面することに──。

監督を務めるのは、映画『キャビン』やTVシリーズ「ドールハウス」などで知られる俳優出身のフラン・クランツ。これが初監督・初脚本作品とは思えない緻密な脚本と演出により、被害者と加害者の対話という重くセンシティブなテーマを、圧倒的な臨場感と手に汗握るスリルをもって描き切りました。密室4人の限られた設定ながら、緊迫感に満ちた物語となっています。

“加害者”の父親をTV「ハウス・オブ・カード 野望の階段」シリーズなどのリード・バーニー、そのかつての妻で加害者の母親を『へレディタリー/継承』などのアン・ダウド、その二人と対峙することになる“被害者”の両親を『ハリー・ポッターと秘密の部屋』などのジェイソン・アイザックスと『グーニーズ』などのマーサ・プリンプトンが演じています。

ほぼ全編に渡って主要キャスト4人よる密室の会話劇という斬新でチャレンジングな設定ながら、英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞81部門でノミネート、釜山国際映画祭フラッシュフォワード部門観客賞をはじめ各国の映画賞43部門で受賞。Rotten Tomatoesでは95%フレッシュ(2022年11月14日時点)という高評価を獲得しています。
0006名無シネマ@上映中
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2022/11/22(火) 15:41:25.40
『対峙』(原題:Mass)
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が勃発。多くの同級生が殺され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った。それから6年、いまだ息子の死を受け入れられないペリー夫妻は、事件の背景にどういう真実があったのか、何か予兆があったのではないかという思いを募らせていた。夫妻は、セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をする機会を得る。場所は教会の奥の小さな個室、立会人は無し。「お元気ですか?」と、古い知り合い同士のような挨拶をぎこちなく交わす4人。そして遂に、ペリー夫人の「息子さんについて何もかも話してください」という言葉を合図に、誰も結末が予測できない対話が幕を開ける──。

監督・脚本/フラン・クランツ
出演/リード・バーニー、アン・ダウド、ジェイソン・アイザックス、マーサ・プリンプトン
2021年/アメリカ/英語/111分/ビスタ/カラー/5.1ch/G

日本公開/2023年2月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開  
配給/トランスフォーマー

© 2020 7 ECCLES STREET LLC
0007名無シネマ@上映中
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2023/01/16(月) 12:19:54.24ID:hIjeVFwO
『対峙』日本版予告編が解禁!

銃乱射事件の被害者家族と加害者家族による緊迫の対話を描く『対峙』の日本版予告編が解禁されました。

加害者の母親リンダ(アン・ダウド)が悲痛な表情で告げる「私は人殺しを育てた」という言葉で幕を開ける予告編。カウンセラーの仲介により久しぶりに対面を果たし、ぎこちなく会話を始めた4人でしたが、リンダと激しい口論になった被害者の父親ジェイ(ジェイソン・アイザックス)がついに怒りを爆発させる様子や、被害者の母親ゲイル(マーサ・プリンプトン)がジェイに向かって「あなたともう一度見つめあって生きたい」と涙ながらに訴える姿、息子が感じていた苦しみを淡々と語る加害者の父親リチャード(リード・バーニー)の姿など緊迫の対話の様子が切り取られています。
0008名無シネマ@上映中
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2023/01/16(月) 12:20:08.47ID:hIjeVFwO
映画本編全体の約7割を占める4人による対話のシーンの中に回想シーンなどは一切なく、監督・脚本のフラン・クランツは、この会話の全てがスクリーン上にリアルタイムで展開していく構成にしたかったといいます。命を奪った側と奪われた側という立場に留まらず、それぞれの想いや事件が人生に与えた影響をも感じさせる臨場感あふれる映像となっています。

予告編の冒頭では、本作を絶賛する白石和彌監督による「とにかく凄まじいものを見た。多くの悲しみと憎悪の溢れる世の中に、静かな光を差し込む映画です」というコメントも紹介されています。
0010名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/01/20(金) 20:35:05.19ID:fJuVfNz/
公開劇場

https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=taiji

埼玉
劇場名
シネプレックス幸手
2/10(金)~
MOVIX三郷
2/10(金)~
ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷
2/10(金)~
千葉
劇場名
T・ジョイ蘇我
2/10(金)~
イオンシネマ市川妙典
2/10(金)~
東京
劇場名
TOHOシネマズ シャンテ
2/10(金)~
kino cinema 立川高島屋 S.C.館
2/10(金)~
神奈川
劇場名
kino cinema 横浜みなとみらい
2/10(金)~
イオンシネマ新百合ヶ丘
2/10(金)~
シネプレックス平塚
2/10(金)~
イオンシネマ座間
2/10(金)~
あつぎのえいがかんkiki
3/3(金)~
0011名無シネマ@上映中
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2023/01/25(水) 22:52:06.79ID:Nz3fopVy
銃乱射で共に息子を亡くした被害者・加害者家族
とにかく凄いものを見た...ゴールの見えない対話に押し潰されそうな前半から空気が変わり始める後半
やり場のない感情をぶつけ合う中で自ら赦し赦される事の意味に気づく
人間はこんなことができるのかと感動で涙が止まらなかった
0013名無シネマ@上映中
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2023/02/09(木) 21:07:26.71ID:U6Xne8//
試写で鑑賞

銃乱射事件で共に息子を亡くした被害者・加害者家族。命を奪われた側と奪った側が対峙し、ほぼ全編密室での4人の会話のみでお話が進みます。

とにかく凄いものを観た...
そもそも被害者側と加害者側が会って話をするというシチュエーションってだけで息が詰まるし、彼らの話に着地点なんてあるのか...?と思いつつ、観客はこの緊張感漂う空間に容赦なく放り込まれる。

4人が顔を合わせぎこちなく会話が始まる序盤。
胃の痛くなるようなピリピリした空気とどこに地雷があるか分からない中手探りでの対話が続き、全くゴールの見えないやり取りに押しつぶされそうな前半からふと空気が変わり始める後半。

息子の命を理不尽に奪われた怒りや悲しみ、果てしない喪失感。
自分の息子が多くの命を奪ったことへの抱えきれない後悔と罪悪感、そして同じく息子を失った悲しみ。

やり場のない感情をぶつけ合う中で、自ら赦し赦されることの意味に気づいていく。
人間はこんなことができるのか...

対話により自らの気持ちに気づき、それにより相手の気持ちをも理解しようとする。
人間は脆く弱い存在だけど、人間にしかできないこともあると、それを目の当たりにして涙が止まりませんでした。

そして主演の4人のお芝居が本当に素晴らしかった。
彼らの会話劇がほぼワンシチュエーションで描かれ、誤魔化しの効かない中でそれぞれの演技がぶつかり合う様は圧巻。
特に被害者の母を演じたマーサ・プリンプトンの語りには同じ息子を持つ母として感情が揺さぶられて涙...

時間がなくて試写会のアフタートークには参加できませんでしたが、「修復的司法」という言葉と共に実際に被害者家族と加害者家族がこういった場を設ける試みが注目されているとのこと。
難しい部分や課題もたくさんあるとは思うけど、ただ罰するという以外の方法として少しづつ定着していくといいのかなと思いました。

観終わってから度々思い出して涙が出てくるくらい余韻が凄い。これは観る価値ありです。
0014名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/10(金) 11:11:25.44ID:8o3dksWv
本日公開!
0015名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/10(金) 11:17:36.14ID:rnlph7kF
めちゃくちゃいい映画だった
実際に加害者側遺族と被害者側遺族を合わせたらこういう時間を過ごすのかなというリアルさがすごく伝わる映画だったね
0016名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/10(金) 15:45:54.06ID:TZIHEtpA
銃乱射事件の被害者と加害者の遺族が対峙するほぼワンシチュエーションのディスカッションドラマです。
観ている間、ずっとしんどく、発する言葉の一つ一つが神経研ぎ澄まされる程の緊張感があります。
本作も答えが出ない非常に深刻なテーマを取り扱っています。
あの日、あの時に至るまでの過去に間違いはなかったのか、何を間違えてしまったのか。
観客も傍観者というより、自分だったらどうなのか?を問われることになっています。
ほぼ4人のディスカッションのドラマの中に、コーディネーターや場所を貸した教会の職員の準備なども、このテーマの重要なポイントになっています。

ディスカッションをする場所がキリスト教の教会なので、テーマもキリスト教的な教えに繋がっていきます。
そのあたりは、若干観客を選ぶところはありますが、凄まじいドラマですね。
0017名無シネマ@上映中
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2023/02/10(金) 16:49:11.32ID:jkbKqttp
観てきた
良かった

通年ベスト10枠に入れたい
0018名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/10(金) 19:48:40.02ID:NbiQU5eC
犯人と被害者の親達の会話だが、聞きながらそれぞれの家庭環境や事件の様子を想像させる。そして、話の間は音楽も景色の変化も無し。話し合いの会場も邪魔が入らないように準備していたが、観ている私も集中して会話を聞いた。

舞台を観ている感じだが、役者の顔のアップや色々な角度(親毎の目線や第3者の立ち位置)から観た親たちの距離感が映画ならではで良かった。

「また会いましょう」という虚しい社交辞令が気になっていたが、最後に母親同士の距離が0になってほっとした。

この映画では犯人が自殺するので、犯人の親にとっては愛していた子供を亡くす。それも自ら命をたって。犯人なので、葬式や墓地もままならない。周囲から避難殺到。悲しむことも出来ない。

自分は事件が起きると被害者側に感情を持っていかれてしまうが、この映画で犯人側の親の心や、4重にも5重にも苦しんでいることを気づくことができた。この映画を観られて良かった。
0019名無シネマ@上映中
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2023/02/11(土) 09:14:59.14ID:6qDI+TBZ
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が発生。多くの同級生が殺害され、犯人の少年も校内で自ら命を絶った。事件から6年。息子の死を受け入れられずにいる2人は、セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をすることに。教会の奥の小さな個室で立会人もなく顔を合わせた4人はぎこちなく挨拶を交わし、対話を始める……。

「息子さんについて何もかも話してください」

密室で繰り広げられる4人だけの会話
我が子を失った被害者と加害者の両親
それぞれの苦悩が映し出される
被害者側、加害者側
誰の立場にも身を委ねたくなかった
だだ傍観者として
4人の会話を聴いていた
許すことなんてできないけど
話し
自分の心にも向き合うことで
救われるのかな
聞こえてくる音
見えた景色
灯る光はしずかで
4人の会話を聞きながら
救われてほしい
そう願った

俳優 #フランクランツ 初監督・脚本作

対話の流れを見守る
すごい作品です

「mass」
*集まり、集積、不定形の大きな塊
*ミサ、ミサの儀式、ミサの曲
カトリック、プロテスタント、正教会
聖公会、、、
教派のことはよくわからないけど
場所に選んだ教会にも意味があるのかな
0020名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/11(土) 09:26:32.98ID:Brq130z7
他の方も書かれていますが、映画というよりは(架空の)ドキュメンタリー映画というのに近いです。舞台がほとんど動かないうえに、BGMも何もなく、いわゆる中学生・高校生(日本基準)のいわゆる加害・被害論を描くという映画で、去年(2022)だと「消えない虹」が趣旨的に近いです。

日本では映画内で描かれているような銃乱射事件は基本的にはないので、そこは日本からでは直接伺いしることはできませんが日本でも(年齢を問わなければ)時々みますし、海外ではこの手の事件はときどき報道されるので、まったくわからないということはないと思います。

この点では映画館で見る割に「娯楽」という要素が少なく、もっぱら問題的というタイプの作品ですが、日本では「ある程度」常識扱いされているので、余りこう、言わんとすることはわかっても、なかなかこう、「映画の趣旨は簡単にわかっても、作品から新たな気づき」ということはないのかな…という気はします。

英語のききとりもかなりやさしく(予告編参照)、字幕も丁寧だし、ドキュメンタリー映画というタイプなので、「何がなんだかわからない」ということは起きえないというところです。
そこまで大きな減点材料か…というと微妙ですが、そもそも論で日本で放映することを想定していないフシもあり、その点は理解可能なので、減点まではなしにしています。
ただ、今週(2月2週)の中では比較的、ドキュメンタリー映画好きという方でない限り、あまり「積極的に推せるか」というと微妙なところはあります。
0021名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/11(土) 14:29:45.80ID:vdnZyPvL
めちゃくちゃリアルよな。特に最初のエンジンかけるまで気遣った振りしながら相手の状態を模索し合ったり、もう赦したいんだけど赦すことの是非を迷って感情乱したり圧巻だった
0022名無シネマ@上映中
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2023/02/11(土) 23:08:36.91ID:Pz3yIhy9
"私は人殺しを育てた"

癒しのために前に進む。

高校で起きた銃乱射事件の被害者と加害者が面会し、なぜ息子が死ななければならなかったのか、その理由を問う…

銃の保有や携帯が<憲法>で規定されているアメリカ社会に触れる機会の少ない人には、そもそも銃乱射事件という言葉に耳馴染みがあまり無い。

そんな僕でも強く受け止めてしまうほど、重く哀しいテーマで、被害者と加害者の両親4人だけの会話で成立させている今作品は凄まじい映画だった。

会話から徐々に明らかになっていく事件の全体像と、加害者となった高校生の人物像。
そこにドラマチックな展開があるわけではないが、両者の親たちの苦悩が克明に描かれており、会話の流れで浮き沈みする感情が溢れ出てしまうシーンは観ているこちらも辛くなる。。

こんなにも心が揺さぶられるとは思わなかった。

この話し合いは決して着地しないし折り合いもつくはずがない。
そんな中でも互いを知り合うことで、何かが変わるかもしれないと気付く。愛を持って子に接していたのは間違いないのだから。。

"<人生の価値>を与えたい"

パッと消えたわけじゃない。
彼らのその瞬間までの人生があり、家族や関わった人たちの人生が同時に存在している。

罪、罰、孤立、非難、赦し、、
それぞれが生涯拭い去れない辛く厳しい経験をした。
生きている自分自身が前に進むために下す決断。

おすすめです。ぜひ。
0023名無シネマ@上映中
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2023/02/12(日) 05:46:33.20ID:Yg4T4smn
この作品に描かれる2組の両親の対話を通して、僕たちは、その気持ちに心を寄せることになる。
ただ、他にもう一つ重要なメッセージがあるように感じる。

時々、子どもの観察力や洞察力に驚かされることがある。
だからというわけではないが、自分もしっかり観察するようにと心掛けているところはある。映画のレビューもそうだ。
過去の経験、世の中の通説、思い込み、そんなことに影響を受けているはずの直感は時にリスクをはらんでいるように思うのだ。

この「対峙」は、予告編を観てなければ、どちらが被害者家族か加害者家族かある時点まで判断がつかない気がする。

そして、実は、この”判断出来ない”ことこそが、2組の両親の子どもに対する気持ちは、被害者も加害者も同様で重要なのではないかと、終盤にそれに気がつかされるような構成になっているのだと思う。

悲しみは同じなのだ。

この2組の夫婦は、対話を通じて徐々に気持ちを近づけていく。

僕は、最後のリンダの述懐が解決策だとは決して思わない。

それよりも考えることがきっとあるはずだというのが二つ目のメッセージのように思う。

この作品はアメリカ社会に問うているのだ。

昨年のNetflix作品「消えない罪」でも取り上げられたように、子供が容易に銃に触れることが出来るような環境の内包するリスクについてだ。

日本でも凶悪な殺人事件はあるが、アメリカでは、銃社会であること自体が悲劇のトリガーなのだ。
これがなくならない限り、或いは、何らかの強い対策を講じない限り、決して悲劇は終わらないのではないのか。

銃を持つ自由と、子供の命。
どちらが大切なのか。

この作品の問いかけはとても大きい。
0024名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 13:05:39.05ID:AiPYj+MI
こう撮って、こう終わるしか無いんだろうという映画
つまらんかった
0025名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 13:48:08.64ID:C5bXMJ2z
■今作は、6年前に起きた高校銃乱射事件の被害者と加害者の両親4人の会話劇である。
 被害者側は、息子の命を断たれた父母ジェイ(ジェイソン・アイザック)と、ゲイル(マーサ・プリンプトン)。
 加害者側は、10名の生徒を爆死もしくは射殺した後に自ら命を断った息子の父母リチャード(リード・バーニー)と、リンダ(アン・ダウド)である。

◆感想

・序盤から緊迫感が尋常でない。
 6年前の事件について話し合う2組の夫婦。だが、ゲイルは相手の両親が来るまで、教会の部屋には入らず離れた所に車を止めるように夫、ジェイに頼む。

・そして、黒人女性の介在により対話が始まる。最初は他愛無い会話をぎこちなくする2組の夫婦。”
何故息子は殺されなければならなかったのか・・””何故、息子は級友たちを無慈悲に殺したのか・・”という核心に中々迫れない。

・時に感情的になり、涙を浮かべながらもギリギリの線を保ち会話を続ける、4人の姿。
ー 本当に鑑賞していて、キツイ。いたたまれないシーンが続く。-

・加害者側の両親は、”息子は優しい性格だった・・。だが、人の輪に入れなかった‥。”と言い、被害者側の両親は”息子が如何に、魅力的な人間だったか”を涙ながらに話す。時に激昂しながら・・。
ー 二組の両親は夫々、”人生の価値”について、考えを述べるのである。印象的なのは、そんな中、時折アングルが向けられる有刺鉄線に絡んだピンク色のビニールテープであり、教会の部屋に飾られた赤い色のステンドグラスである。-

■徐々に、加害者の父親、背広姿のチャーリーを演じたリード・バーニーが度々妻の言葉を遮り発する言葉を聞いていて、”この父親は、息子の事を普段から父の目線で、全く見ていなかったのではないか・・、仕事に追われて・・を言い訳にして・・。”と感じてしまった・・。

・そして、被害者の母リンダが涙ながらに”赦すわ・・。”と言い、チャーリーは妻を残してその場をそそくさと去る。
 だが、夫が居なくなった後、加害者の母、リンダは”息子が怖かったの・・。息子が暴れた時に夫はおらず、部屋に一人閉じこもっていたの・・。御免なさい・・。”と滂沱の涙を流しながら、真実を語るのである。
 彼女だけが、息子の異変(サイコパスへの変貌・・)に気付いていたのである。
0026名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 13:48:24.31ID:C5bXMJ2z
<今作は、観ていて相当にキツカッタが、2組の被害者、加害者の両親を演じたジェイソン・アイザックと、マーサ・プリンプトン。リード・バーニーと、アン・ダウドはもっとキツカッタのではないだろうかと思ってしまった程の、哀しき会話劇の秀作である。
 ラストに響いて来た賛美歌の声と、”GOD WITH US"と教会内に書かれた言葉の切なさたるや・・。
 更に言えば、被害者及び加害者の母二人の、赦しを請う姿と受け入れる姿には、涙が溢れてしまった作品である。>
0027名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 20:14:25.75ID:dQPx7gl9
教会職員の空気の読めなさで観客をハラハラさせようとするのは意地が悪い
0028名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 20:40:01.27ID:qMptBmA1
でもあいつら最初だけであまり必要ないよな
最後はまともだし、最初の仕返しに段ボールねだりのめんどくささでトントンだろ
0029名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 21:35:31.20ID:AOXcwcKY
テレビ番組か何かで対峙するのかと勘違いしてイマイチだったわ。なんつうか普通過ぎ。
0030名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 22:02:16.94ID:/XBaDCOO
>>29
そっちの方がつまらなさそうだけどな
予告も見ずに文句言うのはそもそも違うし
0031名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 22:21:24.33ID:ZkX8B02m
母数が少ないから関係者のスレが目立つね。今年度ベストとか予告観ろとか。
0032名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/12(日) 22:40:26.68ID:QPFlmg9L
2組の夫婦が2時間リアルタイムで対峙する物語 冒頭からの状況の説明は一切ありません この2組の夫婦はどういう関係なのか、 なぜここで話し合いをしているのか、 何のために話し合っているのか、 何を話し合っているのか、
何に対しての『対峙』なのか 鑑賞前にあらすじを読んでしまった事を後悔 これはあらすじ知らずに見るべきでした 『I will forgive you』 私はあなたを赦します 後半繰り返されるこの言葉が切ない このシーン以降涙が止まらず、あちこちですすり泣く声が聞こえました 無差別殺人に巻き込まれある日突然亡くなってしまった息子 無差別殺人の犯人でありそのまま自害してしまった息子 立場は全く逆だけど2人とも大切な我が子だった お子さんがいらっしゃる方は親目線で見ちゃうのかな 関係ないですが割と分かりやすい英語でした 原語でも理解できる箇所が多かったです
0033名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/13(月) 04:59:17.97ID:N/X2bzl0
普通に通年ベスト枠だよ
疲れるからリピートは躊躇うけど
0034名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/13(月) 12:30:02.14ID:d+wSXlaJ
タイトルを見ただけで固そうな内容が想像できて久々に大人向きな感じです。
出演者の中で知っているのはマーサ・プリンプトン。『グーニーズ』『モスキート・コースト』で覚えていますが、お年を召して丸くなりましたが面影はあります。

 6年前にハイスクールで銃乱射事件があり、その時に息子を失った被害者夫婦と銃を乱射後自ら命を絶った息子の加害者夫婦の4人が教会に集まり密室で進む会話劇。

 4人がどう会話を始めたら良いから?気持ちを抑えて始められるか?なんとも言えない雰囲気が画面から分かり、BGMも無いので息づかいまで聞えそうです。
 
 静かに始まるも互いに感情が出てくる展開にどちらも正しいと言えない難しさ。画面は終始、安定せず揺れる画で、観客は客観的に観ていたつもりが段々と話を聞いて頷くような参加している感覚になります。

 このような会話劇には途中で事件などの回想シーンが挿入されることが多いですが、本作は一切無く4人の会話から頭の中でそれぞれが想像するようになっていて、更にその当時の犯人の気持ちや表情、逃げ惑う子供のたちの行動を思い浮かべ、4人の気持ちに寄り添う、理解しようとする気持ちにさせられます。

 加害者の親もある意味犠牲者で、育て方は人それぞれ違うし、子供を全て監視は出来ないのでシグナルを早く感じ取ることが重要と思いました。

 最後には赦す心が大事になってきますが、昨今の悲しい事件など、個人的に日本はいつまでも辛い思いを抱え癒やされず被害者が寄りの社会になっていないように思え、この赦す心の広さが果たして自分には出来るか考えさせられました。
0035名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/13(月) 20:48:09.98ID:9/w8/uIH
無駄の少ない運びでとても良かった
長文レス多いのが気持ち悪いけど
0036名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/14(火) 07:50:39.14ID:1SKwBFAr
回想シーン無し 効果音無し 四人の会話のみ
最初に教会で場所をスタンバイしてる時点でティッシュの位置に至るまで神経質になってる場面ですでに緊張感が出てきて こちらも重苦しい雰囲気に飲まれてしまいます、
 その後お互いの家族が会うんですが どちらが被害者側の親なのか加害者側の親なのかの説明もないまま気まずい雰囲気で始まっていく!
なので会話や話し方で徐々にどちらが被害者側か加害者側なのかを考えながら見ないといけなくて
最初に説明一切無いのがここで生きて来るので
上手い脚本だと思わせられました
普通なら 事件のシーンなど描かれると思うのだがあえてそんなシーンすら無く会話での説明のみなのは想像させられるから逆にリアルに感じました、
 先入観で加害者側に対して 子供も親も問題あるどうしようもない人間に決まってるという偏見で攻撃的な見方で見ているんですがそれが間違いだと後々になって気づかされる構成が見事です!
 脚本が絶妙過ぎてのめり込んで見る事になるんですが
加害者側が必ずしも絶対悪で親にも問題ある訳ではない場合被害者側の親は原因を求めて追求しようとするが 必ずしも答えなんて出ないし 1+1=2って簡単に出せる答えでは無いって部分を見せつけてきます
加害者側の親も被害者だし 色んな悩みがあって言いたい事だってあるのに言える環境でも立場でも無いから更に苦しむというのも見て居て辛いです、
被害者の親が子供が生きて居た証が欲しいって言う問いには考えさせられるし 赦しとは? とか簡単に答えられないような話になってくるので映画を見終わってからグルグルと考え続けてしまいます!
と言う訳で内容があまりにも重くて深いテーマで考えさせられるので映画を見た後は何もする事が出来なくなるくらいです。
0037名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/14(火) 07:50:49.25ID:1SKwBFAr
 あと特筆すべきは実際の被害者家族のドキュメントを見てる感覚に陥ってしまい 映画を見てるとは到底思えないような感覚になってしまい 役者さん達の精神状態とか心配になるくらいヘビーな内容と演技でエンタメ性ゼロの作品なので誰にでもお勧めできる作品じゃないけど これは見てほしいですね
ちなみに劇場はラスト付近でほぼ全員号泣号泣号泣でした!
  ちょっと感想を書くのもしばらく頭ん中を整理して
やっと書いたんだけど 自分のこんな感想くらいで語れるような内容では無いですね
あと映画を見終わってここまで色々考えた事無いってくらい考えまくりました、
今年まだまだ映画を見るだろうけど 自分ランキングでは上位に絶対に入るくらいの内容でした!
もう少し冷静になってじっくり考えて感想書き直しするかもです。
0038名無シネマ@上映中
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2023/02/14(火) 08:18:52.96ID:F/8fb68g
>>35
ここまでくると便乗犯もいるかもだが
どのスレにも投稿型レビューサイトの
コピペを貼る荒らしがいる
0039名無シネマ@上映中
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2023/02/14(火) 10:55:46.68ID:D+8y72aw
「激突!」映画の新たなステージ。傑作の現場に立ち会って手の震えがおさまらない。 2021年アメリカ 111分高校銃乱射事件から6年後。加害者両親と被害者両親の対話。教会の一室であらゆる感情をぶつけ合う、新たな激突映画の誕生だ。「激突!2015」を見たとき、もっと激突映画あってもいいのになと思ったけど、まさかこのような形の激突映画が生まれようとは。
ただし、お互いが息子を失った親なので、ぶつかり合いの先に、本家とまったく違う結末が待っていた。 脚本、演出とはこれだ。 加害者側両親のものの言い方や言葉の選択が、
第三者から見ても違和感を覚えるのでヒヤヒヤさせられ、とんでもないスリルとサスペンスだから恥ずかしいぐらいに手に汗を握る。まさに激突映画だ。 相手を責めたり詰問したりしないと決めていた被害者両親が、次第に怪訝な表情を浮かべ出し、
語気が強くなってきて、そこは白熱教会に!だが、加害者両親も間違ってることは何もしてなかったことが中盤以降に分かってくる巧さ。 この4人以外には、教会主(?)とお手伝い、ソーシャルワーカー的な人の3人しか出ない。 その人たちの役割についてなんにも説明しないまま映画が始まり、展開していくけれど、7割から8割ぐらいで観客が理解できるようになっていてこれにも唸らされた。観客の想像力を信じてくれた喜びを、映画ファンは畳をかきむしるぐらいでしか表現しようがない。 ティッシュボックスや花という小道具も実に効いていたし、なにより、ここからややネタバレになるのだけど、「○す」と決めたあとにハグをせず別れてしまうので、「おや?」
と思っていたら、その直後にある仕掛けがあり、シン「○す」が用意されていて、その見事さに気持ち悪い感嘆の声を上げてしまった。 この脚本と監督、ホラー映画「キャビン」に出てた名前を知らない俳優の処女作という、なんそれ情報。 演技とはこれだ。 全員素晴らしいけど、特に「グーニーズ」のマーサ・プリンプトンの演技が凄い。凄いったら凄い。見てくれと珍しく言う。 原題が意味を持つラスト。感動ってこういう種類のもあったのか。映画が好きでよかった。
0040名無シネマ@上映中
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2023/02/14(火) 12:50:25.52ID:RD+HtYhR
●2時間ひたすら2対2の対話劇。あえて舞台は教会内の一室だけで、回想や犯行場面の描写も一切なく、4人の心理が極度に揺れ動く様を描き続けるだけという意欲的な作品。息子が殺した側と息子が殺された側の2組の夫婦が、気まずい雰囲気に始まり感情を爆発させるまでの様子がとにかくリアル。
●4名の熱演が評価の9割。実際に当事者が対峙したらこうなるのだろうな、と感心しながら食いつくように観ていたら、あっという間に2時間が過ぎた。
●坂上香監督のレビュー(Vogue Japan掲載・ゆるいネタバレあり)には深くうなずいたので紹介しておきたい。特に、ピアノや歌や花が当事者の「ノイズ」でありながら変わった側面から再び結びつくという「ノイズの二面性」については気づいておらず、大層納得した。

▲作品の性質から、シーンの変遷も音響もかなり限定的。表情と会話の描写のみなので、はまらない人にはとことん地味に感じると思う。わざわざ映画館で観る必要性があるかとも問われると苦しい。
▲ラストの被害者側の申し出には驚き感服するも、鑑賞から一日経って冷静に考えると「なぜ?」「突然すぎない?」と疑問がわく。オチがちょっと弱いかも。
▲作中では最後まで懸念の理由が明かされなかった、冒頭にあった窓ガラスに貼り付けられた学生作品の赤いハートのステンドグラス模様は、遠目からはガラスに付いた血痕にも見えてしまう不穏の象徴だったそうだ。気づけないよ…。
0041名無シネマ@上映中
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2023/02/14(火) 21:04:21.05ID:aOPoMcR3
冷静に感情移入しないように見ようと思っても、どうしても被害者遺族側に感情移入してしまい、花を持ってきたのもイラッとしたし
赦します。という言葉も、息子の苦しんだ最期ばかりを思い出してしまい、あの日からずっと立ち止まったまま苦しい
だから赦し、前に進む方向で考えています。
だからって忘れないでね、これからも何度も会いましょう。忘れるなよ?であって
本当の意味で赦してる訳ではないように感じた。
でも最後に戻ってきた加害者の母親がひとりで抱えていた苦しみを打ち明けてくれた時に、赦し前に進める感じがした。
0042名無シネマ@上映中
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2023/02/14(火) 23:49:36.99ID:+YAe5Nmj
リンダがずっとコリンファースにしか見えなくて集中出来なかった。
0043名無シネマ@上映中
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2023/02/15(水) 17:48:26.46ID:aiEghxBC
父親の転職による住む場所の変化、引越しによる孤独、親の保身、生来的に内気な性格。本人ではどうすることもできなかったことが複雑に絡みあって起きた事件だった。孤独を救ってあげることができれば、親がプライドを捨てていれば、少しの違いでこの事件を防ぐことができたのではないかと思い巡らせた。秋葉原通り魔事件を思い出した。

この対話は被害者側の両親にとっては、子供との思い出を語り、赦すことによって新たな人生を歩むきっかけになったのではないか。加害者側の両親にとっては、子供に対しての心をケアをもっとこうしていればとか、自分たちのプライドを捨てていればとか、後悔なしではいられない辛い場となったのではないか。それにしても加害者側の父親の態度は、自分の判断は間違っておらず子供のしたことで自分は関係ないというような雰囲気が滲み出ていて腹立たしかった。
0044名無シネマ@上映中
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2023/02/16(木) 14:36:59.70ID:W7rfgs6R
教会の中で6年前に高校で起こった銃撃事件の加害者と被害者の両親が対峙する話。

始まってからは穏やかな教会の雰囲気が印象的で、
少し呑気な感じで、部屋を用意しながら席を作る教会の素敵な奥さんを観ながら、
ああ多分奥さんはほとんどこれから登場しないんだろうな、
などとぼんやりと考えたりするようないい感じに気が落ち着かない穏やかな時間。

いざ当事者の両夫婦が部屋に集まると、
やあ元気かいなんて軽いジャブを打ち合いながら少しずつ、
被害者側の夫婦から加害者側の夫婦へアプローチをかけていき本当の対峙が始まる。

なんとか感情的にならないようにとしながらも、
それでもこの6年越しの場所で自分達が納得する何かを求めて感情を上下させながら加害者夫婦に詰め寄る被害者夫婦と、
別に重要な真相も隠しているわけでもない同じようにその何かを見つけられない加害者夫婦がお互いの立場から意見をぶつけ合う。

被害者家族が受けてきた6年間の悲しみも役者の演技の高さでかなり伝わってくるし、
それとしてその何倍も苦しんでいそうな加害者家族の悲哀も伝わってきて、
どちら側に立って会話を見守ろうというような考えは安易にはおきない。

実は被害者の少年が加害者の少年をイジメていたのが原因だったみたいなハッキリとした善悪が判るような真相がない事がこの映画のえげつない所で、
全てを解決する答えなんて絶対に見つからないし、
どこかに辿り着けば落ち着けるなんていう着地点もない。
あるのは実際に事件があって、お互いの子供が加害者と被害者になって亡くなっているという事実だけ。
0045名無シネマ@上映中
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2023/02/16(木) 14:37:03.94ID:W7rfgs6R
最後まで観ても全く何もスッキリしない。
本当にただのボタンのかけちがいが起こりまくったが故の偶然なのかもしれないし、
お互いの両親が知りえない事件が起こる核心的なものがあったのかもしれない。
けれどそれも知りようがない。

物語の決着は被害者家族が「赦す」という事で一応の決着はついたが、
もう息子を想って悲しみたくないから「赦す」という事にして、
悲しみから逃れたいという気持ちが強いのかなと自分は思った。
でもその逃避には何ら批判的な感情はわいてこなかった。

そして最後は神は我々と共にという言葉と、
聖歌隊による讃美歌が流れエンドロールとなるが、
無宗教の自分にはどうにも皮肉にも思えるのだが、
キリスト教徒で銃社会のアメリカ人には救いとなったのだろうか。
0046名無シネマ@上映中
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2023/02/16(木) 15:46:25.04ID:EPWFJDEs
時折挿入される有刺鉄線に巻かれてたなびくリボンは何を意味してるんでしょうか? 考察がある方、教えて下さい。
0047名無シネマ@上映中
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2023/02/17(金) 16:33:36.42ID:09rYlLYC
>>46
息子をより思い出しているのだと思った。リボンというよりリボンの向こう。
0048名無シネマ@上映中
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2023/02/17(金) 20:20:40.83ID:W8Tsmyky
風に吹かれ揺れているけれど飛んでいくことも出来ずに
そこから動けないでいる様子を表してるのかと思った
0049名無シネマ@上映中
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2023/02/18(土) 01:14:10.89ID:TObn4wmm
高校での銃乱射事件の
被害者両親と加害者両親が対話する話。

緊張感がすごい。
9割くらいはひとつの部屋での4人の対話。
それでも各々の表情が豊かで、
室内での多少の移動があり、
それを捉えるカメラも上手くて飽きない。

真摯に話すほどに
当時都合のいいところに縋って
息子と向き合いきれなかったことが
露呈していく加害者両親。
責めないつもりが責めてしまう被害者両親。

被害者母による
自分たちが楽になるための赦しがなされ、
解散して全員が部屋を出たところで
終わるかと思いきや、
その後も続いて蛇足……ではなく。

加害者両親が教会を去るときに
被害者母が言った
「先に行かせてあげたい」は
ダブルミーニングに思えた。
加害者母にもらった花を持ち帰るべく
箱に梱包するために留まっていた
被害者両親のもとに戻ってきた加害者母、
事件の一週間前の出来事を語る。
荒れて母に対して殴ると脅した息子を
恐れて逃げてしまった、
殴らせればよかった、と。
この話を聞いたときに被害者母は
本当に赦せたのではなかろうか。
また会いましょうと言っていたが、
きっともう会うことはないんだろうなぁ。

実際のところ、
赦せる親ってどのくらいいるのだろう。
信仰の有無の影響も大きそう。
自分には子がいないからわからない。
0050名無シネマ@上映中
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2023/02/18(土) 04:05:06.40ID:7wxfTnxh
同時期に大人になったグーニーズ組と対峙出来るとはある種の感慨を覚えますね。
まあキー・クァンは来月なんだけど。
0051名無シネマ@上映中
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2023/02/18(土) 16:05:05.31ID:AUrtxb7I
人の為ならず
高校で銃乱射事件を起こし自殺した少年の両親と被害者少年の両親が事件から6年目に4人で会合する話。

あらすじを読んでいないと何があったのか、どんな関係かも良く判らない始まりで、会合の目的もみえないこと約30分。

遅々として進まない状況に少々面倒臭さを感じ始めた頃ようやく本題に入り、加害者少年の過去や事件のあらまし、両親の思いが生々しく語られて、一気に引き込まれて行く。

感情が昂ぶり激しい主張のし合いになればなる程どこか虚しさを感じるのは、第三者だからでしょうか。
そして会話が進んでいくとある意味グループセラピーの様な感じで、どちらの立場だったとしても実際にどちらかの親だったらと考えてもも、どういう感情になるのか想像つかず。

頭では理解したつもりにもなれるし、非常に興味深い内容だったけれど、感情移入が難しい…。
それでも映画として、とても面白い作品だった。
0052名無シネマ@上映中
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2023/02/19(日) 06:46:45.36ID:SDSRGEaj
監督はマーサが凄く監督の意向を理解していたと感動していたけど
マーサはリバーで愛する人を失くす喪失感を経験しているから、より理解出来たのかもしれない。
恋人解消後もリバーは家族にも現恋人言えない悩みをマーサだけに打ち上げ続けていたから
リバー死後2年くらい鬱になったのも何か出来なかったのか自分を責めてしまったからのもあるのではないか。
復帰後はミュージカル舞台に挑戦してたのもゲイル同様前に進みたかったのもあるだろうな。
0053名無シネマ@上映中
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2023/02/19(日) 11:11:04.25ID:M/69LSVA
アメリカで銃乱射事件を起こした挙げ句自殺した高校生の両親と、事件の犠牲者である高校生の両親が、事件から数年後に、教会付属の建物の一室で話し合う、という筋書きです。

最初と最後以外はこの2組の夫婦しか出てきません。
回想シーンなどもありません。事件の様相や我が子との思い出などは、あくまで彼らの会話、そして表情や仕草などによって表現されるのです。

この映画の特質は、まさにその点にあります。
安易に回想映像などを入れていたら、平凡な映画に終わっていたでしょう。
演劇のように禁欲的に作られているからこそ、観客は2組の夫婦の交わす対話と、自分も真剣に向かい合うしかなくなるのです。

色々な話題が出てきますが、やはり一番の問題は加害者の少年の育ちでしょう。
両親からすれば、我が子が犯罪者になってしまったことの責任は自分たちにもあるのでは、という気持ちになりますし、被害者側からすればなおさらで、アンタたちの育て方が悪かったんじゃないですかと言いたくなってしまう。

でも、この映画の場合は、そうじゃないと思う。
育児放棄をしたり、虐待したりしたわけではない。
育て方がまともでも、犯罪者になってしまう子供はいるというのが、この世の現実でしょう。
また、両親からすれば「あれが良くなかったのでは」と思う要素があったとしても、子育てに完璧はないわけで、仮に健全に育ったとしても「あれはまずかった」という後悔はどんな親にもあるはずです。親だってスーパーマン・ウーマンではないのですから。

ラストがいいですね。
人間は後悔しながらも、赦し合って前に進んでいかなければならないのです。
0054名無シネマ@上映中
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2023/02/19(日) 23:15:40.13ID:bN8V0vvu
2月上旬から公開中のアメリカ映画『対峙』、ロードショウで鑑賞しました。 監督・脚本は『ヴィレッジ』『ダーク・タワー』などに出演経験のある俳優フラン・クランツ。 これが初監督作品。 どんな俳優さんだったかしらん、あまりなじみがありません。 さて、映画。 米国の田舎町、そこにぽつんと建つキリスト教系の教会。 牧師の妻が対面セッションの準備をしている。 テーブルはこれでいいかしらん、お茶や食べ物はこれぐらい必要かしらん、と。 コーディネーターの黒人女性が現れ、部屋をチェックする。
シンプルで問題はないわね、ピアノの練習音はちょっと気になるわね、ティッシュはあるかしらん、テーブルの真ん中に置くのは良くないわね、と。 しばらくして、あまり裕福でない感じの中年夫婦ジェイ(ジェイソン・アイザックス)とゲイル(マーサ・プリンプトン)が到着する。 遅れて、身なりが整い、やや慇懃な感じの夫リチャード(リード・バーニー)と小さなボックスに入った花束を持った妻リンダ(アン・ダウド)が到着。 コーディネーターを介して、対面セッションが開始される。
セッションは4人だけで行われる・・・ といったところから始まる物語で、あまり前知識なく観る方がよいでしょう。 語られるのは6年前に起きた事件のこと。 リチャードとリンダの息子が高校で引き起こした銃乱射事件。 ジェイとゲイルの息子は、被害者のひとりだった・・・ ということが徐々にわかってきます。 被害者家族と加害者家族が直接会うことはかなり障壁が高いようで、ジェイとゲイルは様々な権利放棄をしてきたことがわかります。 映画は、ぎこちない対話の開始から、緊張感を持って描かれます。 限定空間、限定的な登場人物。
これで2時間近く持たせるのは至難の業なのですが、初監督兼脚本のフラン・クランツは脚本のみならず、抜群の演出力をみせます。 セッションまでは引きの画の固定カメラを使い、セッション開始からは丸テーブルで対峙した4人のアップを中心に、これまた固定カメラでみせます。 やや保身態勢のリチャードに対して、感情を高ぶらせるジェイ。 ここで画面は黒味になり、外の風景ショットを挟みます。 有刺鉄線が張られた野原。 鉄線から垂れ下がる中途半端な長さのリボン様のもの。
0055名無シネマ@上映中
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2023/02/19(日) 23:15:44.67ID:bN8V0vvu
で、これまでビスタサイズだった画面がシネスコサイズになり、
感情を高ぶらせたゲイルが丸テーブルを離れます。 同時にカメラは手持ちになり、緊張感と不安定さが増します。 計算された演出です。 ジェイがゲイルに寄り添うためにテーブルを離れ、リンダもジェイの話を聞くためにテーブルを離れ、感情を高ぶらせたゲイルにティッシュを渡すためにリチャードもテーブルを離れます。 このタイミングも素晴らしいです。 彼らのセッションは続きますが、この対話の中に答えや正解はありません。 あるとすれば、相手のことを理解しての「応え」でしょう。 そして、息子の思い出を語り終えたゲイルが、ジェイに「言ってもいいか」と問うた後に、心の底からの言葉を絞り出します。 「(リチャードとリンダの)ふたりを赦します。あまつさえ、おふたりの息子も・・・」と。 このシーンも演出が際立っています。 ゲイルの言葉とともに、部屋の外が明るくなり、露光がオーバー気味になります。
静かにセッションは終了するのですが、リンダが持ってきた花束を巡って時間が費やされる間、先に立ち去ったリチャードとリンダ夫妻のうち、リンダが戻ってきてセッションのときには言えなかったことを告白し、ゲイルの抱擁で終幕を迎えますが、ここでの演出は画面外から教会で練習している讃美歌の声が聞こえてきます。 すこしキリスト教的な感じが強いのですが、「赦し」がキリスト教教義の中心なので、やはりこの演出になります。
ラストショットは、ふたたび有刺鉄線から垂れ下がったリボン。 野原の奥の建物に明かりが点り、フェードアウトしていきます。 垂れ下がったリボンは、心に残った引っ掛かり。 その向こうには、あかりがある、という暗喩かもしれません。 傑作です。
0056名無シネマ@上映中
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2023/02/20(月) 06:47:02.10ID:3J0Jepqu
私には無理
銃もそうだし、赦しもそうだし、こういうアメリカ人の習慣だったり感情だったりは見ていて不快でしかない。

日本人だったら。。
人の子を殺しておいて、許してほしいだなんて思うだろうか?
自分達に非は無いだなんて発言できる?
そしてその場を満足そうにセッティングする偉そうな女。

私には相変わらずの偽善で図々しいアメリカ人の典型ともいえる作品にしか思えませんでした。
0057名無シネマ@上映中
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2023/02/20(月) 07:38:17.57ID:WYSPq2bv
>>56
加害者側の母親も事件前はそう思っていたのかもね。
殺人事件のニュース見て、被害者の親になることは想像出来ても加害者の親になることは微塵も想像しないのが殆どだろうし。
0058名無シネマ@上映中
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2023/02/21(火) 17:43:54.29ID:AKQ1IKAv
銃乱射事件の加害者と被害者の両親4人が教会に会して、事件と子供たちについて忌憚ないディスカッションを繰り広げる会話劇で、ほぼ全編が4人の俳優の演技合戦となっています。 プロローグの―話し合いの場を提供する教会の準備から始まって、 被害者と加害者の両親の到着 仲介した関係者と挨拶 片方が持ってきたプレゼントを渡す 双方の近況を尋ねて …となかなか核心に入ってゆかない会話の進捗に、 アメリカ人でも重要な案件では”社交辞令“や”遠回しの話題で場慣らしをする“といった”慎重な会話手順になることが判る作品で、 観客は、次第に核心に迫ってくる会話内容や双方の態度や語り方から、“どちらが加害者で、
どちらが被害者か”わかってきますし、同時に双方の経済&社会的な立場の違いや、息子の性格やきょうだい構成も提示されてゆきます。 そして、双方の親それぞれの子供への愛情と喪失の悲しみが次第に浮き彫りにされてゆく様子とお互いの禍根の落とし処の付け方へと会話が白熱してゆき…ラストでのそれまでの蟠りの解消とそれぞれの人生への回帰を示し、教会が日常の営みを取り戻して終了となる作劇となっていて、映画の中の時間経過と上映時間=観客が体感する時間を同じくすることでも、観る者もディスカッションを共体験する仕組みとなっていて、会話の終了=映画の終わる頃には4人の苦悩と人柄に哀惜共感できますよ…
0059名無シネマ@上映中
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2023/02/21(火) 21:21:41.27ID:bnlQCn4q
四人の人間(二組の子供を亡くした夫婦)による密室劇。
密室劇には古典的名作として『十二人の怒れる男』があるが、あのスタイルである。映画の殆どは一つの部屋の中だけで展開する。
テーマも趣も異なるので横並びで比較するのはあまり意味をなさないが、密室劇の新しい名作を産んだといっていいクオリティだ。

広義の「ドラマ」を”人間の葛藤を描くこと”と定義付けるのであれば、その意味では今作はほぼ全編が”葛藤の塊”である。
そしてそれを演じる役者たちは演技とは思えないほどリアル。観ている者を引き付けてやまない。素晴らしい。

米国で頻発する銃乱射事件の加害者、被害者双方の遺族が対面して話し合う。それがこの作品の全てである。
純粋な密室劇で、事件の回想シーン等は一切ない。事件現場である今は荒涼とした学校の跡地が四人の心象風景や過去の悲劇を表すシャレードとしてとして挿入されるだけだ。「語りたくない記憶」である事件の断片が少しずつ、時に重苦しく、あるいは激しく爆発的に吐露されて全貌が見えて来る。
時間経過も四人の会合が映画とリアルタイムで進む、極めて直線的でシンプルな描き方。
それが全て効果的に効いている。

ただ、メインの登場人物も四人なので、画的にはあまりに変化がない。ゆえに緊張を維持するのがしんどくて、飽きが来てしまう時間があるのも否めない。
事件ではなく、それぞれの夫婦の日常を会合と平行して描くのであれば、また違う効果があったかもしれないが…それでせっかくの作品が台無しなるような気もする。
0060名無シネマ@上映中
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2023/02/21(火) 21:21:51.74ID:bnlQCn4q
親達は最後に「赦し」に辿り着く。
しかしそれはありがちな「高潔な道義的予定調和」ではない。
息子の命を奪われた苦しみ、怒りを忘れてはならないし、忘れたくない。相手が罰を受ければいいとも思う。しかしそんな苦しみや怒りの日々にはもう耐えられない。それを終わらせる為には、相手を赦すしかないじゃないか、ということをある意味、熟慮の果ての現実解として悟る。そこに至る心理描写が物凄いのである(文章だと陳腐になるそこを、見事に映像として描いているのが今作である)

原題の「Mass」はキリスト教のミサの意味でいいと思う。この二組の夫婦の話し合いが、神の救いから生まれた赦しに感謝と賛美を捧げるミサそのものである。そんな意味なのではないかと思う。
邦題「対峙」はかなり苦労したことと思う。対峙から始まっているので間違いではないが、「赦し」「祈り」の方が意味としては近い。ただ、それでは映画のタイトルとしてはセンスがない、というのも分かる。
0061名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/22(水) 23:30:09.93ID:pK9pKY+w
なんだ被害者家族が赦す話なのか
観に行くのやめた
0062名無シネマ@上映中
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2023/02/23(木) 06:17:34.07ID:PrJP0XaT
映画館で今作を観たときレイトショーというのもあって奇跡的に自分一人だけだった。今思えば今作を鑑賞するには最高の環境だったと思う。

6年前に起きたとされる校内銃乱射事件の加害者の親と犠牲者の一人である親の計4人の対峙。劇伴、突飛な編集やカメラワークの一切を省きただただ真摯に4人の表情を画面に映す。当事者である青年二人はもうこの世にいない。残されたのは世間に酷く晒され、加害者と被害者の差こそあれど子を失った親のみ。しかし加害者と被害者の差が深く突き刺さる。二人の青年はどのような人物だったのかという思い出話から次第に事件を起こしてしまった青年のどこが問題だったのかに焦点が当てられていく。
家庭環境、趣味嗜好、学校内での様子や先天的な性格から起因するもの。どこかに責任を転嫁させたくてもどうすることも出来ないし、どこで間違えてどう対処すればよかったのか正解はいつまでたっても分からない。答えのない答えを必死に探そうともがく4人がダメだと分かっていながらも感情的になってしまう様子は恐ろしいくらい気迫があり、実際のドキュメンタリーなんじゃないかと思ってしまうほど。
加害者本人と被害者本人が対峙するのであれば"赦す"という行為が必要になってくるのは分かるが、今作の対峙では当事者はもういない。「犯罪者の息子を育ててしまってごめんない。」や「あなた達の育て方が悪かったんだ」というような言葉はもはや意味を成さない。かといってどうすればよかったと対処法や過去の話をしたって自分達が前に進むことは出来ない。
そういったものを分かっていながらも溢れ出てくる感情を抑えるために可能性や仮定の話をしていく4人の姿はまさしく息が詰まってしまう。彼らでさえこの物語がどう終わるのかが分かってない。もはや終わってしまっていいのかも分からない。そうしてもがいた末に物語は亡くなった二人の息子達の人生を肯定し、4人が祈ることに収束する。若くして死んでしまった被害者の息子の人生に意味はあったのか。絶対に許されない罪を犯してしまった加害者の息子の人生に意味はあったのか。
悲劇的な最期を迎えてしまった2人だが、彼らを愛した両親がいて一瞬だったとしても幸せだと感じる思い出があったのだから2人が生きた意味はあったのだ。初めて4人が対峙したときに流れた気まずい沈黙が、弔いをするための沈黙へと変化したラスト。圧巻だった。
0063名無シネマ@上映中
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2023/02/23(木) 14:24:40.71ID:gOVeeBqe
良かったわ。

アメリカ的と言うより親なら共通の思考だと感じたけどなあ。
4人の演技が素晴らしかったし、最初の加害者ママの
空気読めなさ感も話が進むにつれ
理由のある行動だったんだと納得いったよ。
被害者視点から徐々に真ん中に映らせるストーリーも
何よりも4人の演技が素晴らしかった。

加害者ママが最後に銃取り出すとかしたらどうしようと
そこだけドキドキしたが胸に響く幕切れだったよ。
0064名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/23(木) 15:47:31.80ID:QgjHfUOw
すげえ良かった
こんなの泣くしかないだろ
0065名無シネマ@上映中
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2023/02/23(木) 21:46:44.98ID:nsESBMND
>>60
Massってそういう意味なのね
質量とか重みとかの意味しか知らなかったから、何が適訳なんだろと思ってた

「赦し」はセンスないてかネタバレになっちゃうもんね。

そう考えると確かに邦題は難しい、
でもいいタイトルだと思う
0067名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/24(金) 00:32:59.51ID:0nrzspj9
ディベートは勝ち負け判定するから
この映画のメッセージとは真逆だろう
0068名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/24(金) 00:39:44.61ID:XBkNtien
「赦してほしいってあなたの感想ですよね?」
「昔はいい子だったって…なんだろう、嘘つくのやめてもらってもいいですか?」
「(赦すのは)残念ながら、無理ですね。」
「僕の彼女というか妻というか細君というか奥さんは赦す気ないんですよ。」
「結局のところ親の教育が悪かったんじゃないかなぁと思いまーす。」

こんな作品見たくない
0069名無シネマ@上映中
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2023/02/25(土) 18:30:20.36ID:74pUdpKN
①“対峙”という日本語の本来の意味からすると、この二組の夫婦は初めから“対峙”など出来ない。
何故なら、一方の夫婦はいくら責められても反論出来ない。言い分があったとしても世間的には言い訳としか受け取られない。
それに対して、もう一方の夫婦は責めようと思えばいくらでも責められる。
同じ立場ではないのだ。だからこの二組の夫婦に出来るのは“対峙”ではなく“対話”のみ。
そして、この対話も何かを解決したり、出来るものではない。
対話の末、四人が再認識或いは初めて認識出来たのは、結局対峙しなけばならないのは自分の中の自分だということ。
この映画はそういうことを云いたいのだと思う。
この二組の夫婦はこれからも対話を続けるのだろうか。恐らく続けても救いや解決は来ないだろう。でも「この認識」を思い出す為に対話し続けるようにも思える。
②私は子供がいないので、その喪失感は想像するしかないですが、実際の喪失感は私の想像どころではないでしょうね。
親は子供のどこまで責任を持たねばならないのか。日本では一応18歳くらいまでとなっていますが(対外的に?社会的に?)、子供が自意識を持ち初めてからは果たして子供のすることの全ての責任が取れるかどうか?私達子供のいないものにとってはついつい「親は何していた?親の顔が見たい」的な考えをしてしまいがちですが…
③唯一私に理解に近いものを感じられるのは加害者の親が自分の息子に異常なところ・怖れに近いものを感じながらそれに対して尻込みしたり見て見ぬふりをしていたところ。
私の弟が統合失調症(その頃は精神分裂症と呼ばれていた)を発症した時、因習深い土地に住み世代的にも精神病理に疎い両親(特に父親)は世間体を気にし病気の事がよく分からず暴力をふるいだした事に恐れて(私は当時海外駐在中)後手後手に回り、勿論弟本人の性格も手伝い、結局精神病院への入退院を繰り返して現在は施設に入っている。後であの時ああすれば良かったのに、こうすれば良かったのにと私が思うのは兄弟という間柄のせいで、
0070名無シネマ@上映中
垢版 |
2023/02/25(土) 18:30:34.16ID:74pUdpKN
両親としては愛情と恐れ・不安の狭間で途方に暮れていたのだろう。だから、本作の加害者の両親が経験した愛情と不安・恐れとの間で揺れていた気持ちは漠然と理解できる。(USAの方が日本より精神病理に対する理解やケア、福祉が進んでいるとしても)
私の家の場合、弟の暴力が家族だけが対象で外(他人)にふるわれなかったのが救いといえば救いだったけれども。
加害者の父親の「産まない方が良かった」という台詞があった。
私の弟の場合、母は産みたくなかったようだ。しかし父が有無を言わせず出産させたようだ。そして、弟が発症して家族に対して暴力をふるいだした時にこの台詞と全く同じことを言ったことを思い出す。
私も「いっそ死んでくれたらよいのに」と思ったことは一度ならずある(『ロストケア』の世界だね。)
④加害者の両親の方はこれまで筆舌に尽くせない苦難を乗り越えて来ただろう。犠牲者の家族からの恨み・非難は当然、世間からの非難・中傷誹謗(一部同情もあったと台詞の中にあったけれども)の波、取材陣の波、鳴り続ける電話や引きも切らない手紙やメール、仕事への影響、離れていく友人たち。
賠償の問題もあるだろう(USAのその辺りの制度はよく知らないが)
私なら耐えられないかも知れない。
⑤といって加害者の親の方に一方的に肩入れしているわけではありません。USAと日本の親子関係にある程度違いはあるかもしれないとはいえ、子供に対する愛情は変わらない筈。手塩にかけて育てた子供がある日突然理不尽な暴力で失われてしまう。その喪失感・怒り・絶望は死ぬまで癒されることは無いだろうと思います。
⑥二組の夫婦を演じる四人の俳優の見事な演技。
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