あのジョージ・ミラーが紡ぐ、ポエムであり、おとぎ話。

世の中ってのは、皮肉な矛盾で出来ていて、本当に望むものは手に入らないんだ。
永遠なんてとんでもない。
全ては「かりそめ」。
だから人はそんな一瞬の喜びに耽溺するんだな。
知らんけど。

予備知識なんもナシ。旧約聖書、古代や近世の知識にも疎いので、それはそれで私なりに解釈するしかないけど、特に冒頭から昔話の部分はワクワクして観ていられたが、最後、現代に移ってから急に難解さが際立ってきた。

海外のおとぎ話って、最後が幸せなんだか悲しいんだか解んないの多いし。(浦島太郎やかぐや姫とかもそうかも。)

ま、率直に言って私の様な難しい事は苦手な映画好きには、こっちから寄せていかないといけない映画だけど、おとぎ話として楽しむ分には。

あとは今後の解説や考察や他の方のレビューで頭の中を補完して参ります。

色のコントラストとか衣装・美術とか、鑑賞物として楽しめる要素も多いので。