国債が売られると、金利が上昇 なぜ?
2023年01月13日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/sakusakukeizai/20230113/558/
「国債が売られて値下がりし、逆に利回りは上昇」しているのです。
ちなみに、日銀が続けている金融緩和は、ケース2の仕組みで金利を下げようというものです。
長期金利の代表的指標となっているのは、「満期までの期間が10年の国債の利回り」です。
日銀はこの10年もの国債を大量に買って、利回りの抑制・低下につなげてきたのです。
日銀は長期金利の上限を、これまでは0.25%にしてきたのですが、それを0.5%まで上昇してもよいと、容認することにしたのです。
日銀としては、あくまでも市場のゆがみを部分的に是正する対応で、金融緩和の姿勢は変えてはいない、と説明しています。
ただ、市場では事実上の金融引き締めだという受け止めが広がりました。
そして、いずれ金融政策をさらに修正し、一段の金利の上昇を容認するのではないかという見方が広がっているのです。