私は年齢は30代で綾瀬はるかより少し年下ぐらいなので木村拓哉の若い頃の信長はあまり知らないのですが、むしろビューティフルライフや工藤静香と結婚後のヒーローなどのキムタクの成熟期のドラマを見て育ったし、スマスマも見ていました。綾瀬はるかもプリンセス・トヨトミや鹿男の映画が好きで綾瀬はるかが表紙の雑誌を購読するような人生だったので、
とても気になっていた映画でした。時代劇には普段興味がなくて大河ドラマも見たことないタイプでした。武士の一分は木村拓哉が好きで見たことがあるけどね~ぐらいの歴史無関心な人間なので、時代劇としてのリアルさよりもロマンチック路線のこのドラマはすごく楽しめる作品でした。気高く聡明で芯の強いヒロインはどこか宮崎アニメのヒロインや西洋の映画のプリンセスのようで、おしとやかなだけのお飾りのような女性ではない現代的なヒロインで、とても良いです。綾瀬はるかさんも
木村拓哉さんも美しく演技力もあって、日本に二人がいて良かったと思います。ロケーションの背景が美しくて純粋に気分転換になりました。タイタニック風?ジョニー・デップ風?の演出もありだと思う。ただ、一応信長の映画なので史実に忠実ではないとかそういう批判はあるのかもしれないですが、、、。
変人イメージや新しいもの好きってイメージはありましたが濃姫に優しい信長っていうのはいい意味で新鮮な解釈です。もしかして天下布武をはじめから考えていたというよりは、好きな濃姫を振り向かせたいとか好きな濃姫の期待に応えたいといったところがモチベーションだったのではないかというのはラブストーリーとして一本筋の通ったストーリーでした。
時々スマスマのコントのような軽いギャグで笑いを誘いつつも愛することの大切さを教えてくれるような作品でした!とりあえず普通にタイタニックとかが好きな女性、普通にラブストーリーが見たい人、普通に木村拓哉や綾瀬はるかが好きな人にはおすすめできます。歴史に詳しい人にはよくわからないけど。