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みんなのジャック・ロジエ-Jacques Rozier-
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2023/05/25(木) 14:07:05.71ID:QOr1aoVG
ジャック・ロジエ監督特集上映「みんなのジャック・ロジエ」7月29日より公開決定 劇場初公開作品を含む6作品を上映

ジャック・ロジエ監督の特集上映「みんなのジャック・ロジエ」が7月29日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開されることが決定した。

パリの街並み、地中海の陽光、きらめく砂浜、ロマンスに夢中の少女とうつろいゆく青春を謳歌しようとする男たち…。輝く季節を軽やかに大胆に切り取るジャック・ロジエの才能に、ヌーヴェル・ヴァーグの象徴であるゴダールは絶賛し、トリュフォーは嫉妬したという逸話をもつ。その全貌を捉えようにも作品に触れる機会が限られていたロジエ作品だが、近年フランスではギヨーム・ブラック監督など熱狂的に支持する若手監督も現れている。

今回の特集上映では、ジャック・ロジエ監督の長篇劇映画全5作品のうちデジタル・レストアされた4作品【パリとコルシカ島へ夏のヴァカンス『アデュー・フィリピーヌ』、カリブ海へ冒険ヴァカンス『トルテュ島の遭難者たち』、大西洋の島へ冬の小さなヴァカンス『メーヌ・オセアン』、ヴァカンスから演劇へ『フィフィ・マルタンガル』】を、そして短篇2作品【ゴダール『軽蔑』の撮影を取材した2作品 『パパラッツィ』『バルドー/ゴダール』】を上映。長篇『トルテュ島の遭難者たち』と『フィフィ・マルタンガル』は劇場初公開となる。
公開決定に際し、ジャック・ロジエ監督の『オルエットの方へ』、『メーヌ・オセアン』に出演するフランスの名優ベルナール・メネズよりメッセージが到着した。
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2023/05/25(木) 14:07:26.83ID:QOr1aoVG
ベルナール・メネズ メッセージ

私は、ジャック・ロジエ監督の『メーヌ・オセアン』で、ヴヴェイ映画祭の最優秀演技賞を受賞しました。 映画祭が行われているヴヴェイは、チャーリー・チャップリンが最後の二十数年間に住んでいた場所で、この賞はチャーリー・チャップリン・カンヌ・ドールと呼ばれています。『メーヌ・オセアン』は、私にとっては間違いなく、デビューから出演した中で最高の作品です。 日本の観客の皆さんに、ジャック・ロジエ監督の作品を楽しんで頂きたいと思います。

ベルナール・メネズ プロフィール

1944年生まれ。 ジャック・ロジエ監督『オルエットの方へ』で映画初出演。フランソワ・トリュフォーの『アメリカの夜』やジャック・ロジエの『メーヌ・オセアン』にも出演するフランスの名優。近年では、ヌーヴェル・ヴァーグの後継者のひとりとして注目される俊英ギヨーム・ブラックの『やさしい人』に出演している。
ジャック・ロジエ 監督プロフィール

ジャック・ロジエ/Jacques Rozier 1926年11月10日パリ生まれ。現在96歳。
高等映画学院(IDHEC)卒業。ジャン・ルノワール『フレンチ・カンカン』の撮影に実習生として参加。その後テレビ局で働きながら、初監督作となる短篇『新学期』(1955)を製作。1958年、トゥール短篇映画祭で上映された短篇第二作『ブルー・ジーンズ』がゴダールに絶賛され、ロジエはゴダールと親交を結ぶことになる。1960年、ゴダールからプロデューサーを紹介され、長篇第一作『アデュー・フィリピーヌ』の撮影を開始。この作品は1962年、カンヌ映画祭・国際批評家週間に選出される。続く長篇第二作『オルエットの方へ』(1971)と長篇第三作『トルテュ島の遭難者たち』(1976)では、ロジエ作品の特徴となる夏のヴァカンスを描く。1986年、冬の週末の出会いをコミカルに描いた長篇第四作『メーヌ・オセアン』(1985)でジャン・ヴィゴ賞を受賞。2001年、いまのところ最新劇映画となる長篇第五作『フィフィ・マルタンガル』をヴェネチア映画祭に出品。同年パリのポンピドゥー・センターではテレビ作品を含めた大規模なレトロスペクティヴが開催された。
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2023/05/25(木) 14:07:47.87ID:QOr1aoVG
上映作品

【長篇作品】
■『アデュー・フィリピーヌ』(2Kレストア)
1962年/フランス=イタリア合作/フランス語/モノクロ/110分/1.66 :1/原題:Adieu Philippine/日本語字幕 :寺尾次郎
出演:ジャン=クロード・エミニ(ミシェル・ランベール)、イヴリーヌ・セリ(リリアーヌ)、ステファニア・サバティーニ(ジュリエット)、ヴィットリオ・カプリオリ(パシャラ)
© 1961 Jacques Rozier

1960年パリ。アルジェリア戦争のなか兵役を数か月後に控えた青年ミシェルは、勤務先のテレビ局でリリアーヌとジュリエットという仲の良い二人の娘と知り合う。二人は次第にミシェルに惹かれていくが、彼はどちらとも上手くやろうとする。そんな中、仕事でミスをしたミシェルは、兵役前にヴァカンスを楽しもうとテレビ局を辞め、二人に告げぬままコルシカ島へ旅立つ。
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2023/05/25(木) 14:08:05.91ID:QOr1aoVG
■『トルテュ島の遭難者たち』(4Kレストア) ★劇場初公開★
1976年/フランス/フランス語/カラー/146分/1.66 :1/原題:Les Naufragés de l'île de la Tortue/日本語字幕 :高部義之
出演:ピエール・リシャール(ジャン=アルチュール・ボナヴァンチュール)、モーリス・リッシュ(太っちょノノ)、ジャック・ヴィルレ(プティ・ノノ)、キャロリーヌ・カルティエ(広報アシスタント)、アラン・サルド(支店長)、ジャン=フランソワ・バルメール(ノッティンガム)、ナナ・ヴァスコンセロス(ミュージシャン)、パトリック・シェネ、ピエール・バルー
© 1974 Jacques Rozier

パリの旅行代理店に勤めるボナヴァンチュールと同僚の「太っちょノノ」は、ロビンソン・クルーソの冒険を追体験させる無人島ヴァカンスツアーを企画する。早速、彼らはツアーの候補地に向かうが、空港で「太っちょノノ」が逃げ出し、代わりに弟の「プティ・ノノ」がボナヴァンチュールに同行することになる。現地で二人は、パリから到着した最初のツアー客を出迎え冒険をはじめるが、誰も二人の言うことを聞かない。
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2023/05/25(木) 14:08:24.05ID:QOr1aoVG
■『メーヌ・オセアン』(4Kレストア)
1985年/フランス/フランス語、ポルトガル語、スペイン語、英語/カラー/136分/1.66 :1/原題:Maine Océan/日本語字幕 :寺尾次郎
出演:ベルナール・メネズ(検札長)、ルイス・レゴ(検札係)、イヴ・アフォンソ(プチガ)、リディア・フェルド(女弁護士)、ロザ=マリア・ゴメス(デジャニラ)、ペドロ・アルメンダリス・Jr(興行主)、マイク・マーシャル(森の中の弁護士)、ベルナール・デュメーヌ(裁判長)、ジャン=ポール・ボネール(検察官)
© 1986 Jacques Rozier

ブラジル人ダンサーのデジャニラは、パリ発の特別列車「メーヌ・オセアン号」に飛び乗るが、検札係に罰金を命じられる。フランス語が分からない彼女だが、たまたま通りがかった弁護士の女性に助けられ、二人は仲良くなる。翌日、弁護士に誘われ漁師の裁判に立ち会ったデジャニラは、その漁師が住む大西洋の島で週末を過ごすことにするが、そこに検札係もやって来て……
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2023/05/25(木) 14:08:43.46ID:QOr1aoVG
■『フィフィ・マルタンガル』(デジタル・レストア) ★劇場初公開★
2001年/フランス/フランス語/カラー/120分/1.85 :1/原題 :Fifi Martingale/日本語字幕 :高部義之
出演:ジャン・ルフェーブル、イヴ・アフォンソ、リディア・フェルド、マイク・マーシャル、ルイス・レゴ、フランソワ・シャト、ジャック・プティジャン、ロジェ・トラップ、ジャック・フランソワ、アレクサンドラ・スチュワルト、ジャン=ポール・ボネール
© 1997 Jacques Rozier

ブールヴァール劇『イースターエッグ』はパリで大ヒット中。この低俗な自作が権威あるモリエール賞を受賞したと知った劇作家は、これを何かの陰謀だと思い込み、上演中の戯曲を改変して「敵」に報復しよう企む。
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2023/05/25(木) 14:09:06.48ID:QOr1aoVG
【短篇作品】
■『バルドー/ゴダール』(2Kレストア)
1963年/フランス/10分/モノクロ/1:1.37/原題:Le Parti des choses : Bardot / Godard/日本語字幕 :寺尾次郎
© 1963 Jacques Rozier
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2023/05/25(木) 14:09:35.55ID:QOr1aoVG
■『パパラッツィ』(2Kレストア)
1963年/フランス/20分/モノクロ/1:1.37/原題:Paparazzi/日本語字幕 :寺尾次郎、追加訳:高部義之 
© 1963 Jacques Rozier

1963年5月、ゴダール『軽蔑』の後半部分を占めるカプリ島での撮影現場を訪れたロジエは、そこで撮影したフッテージをもとに二本の短篇を製作する。『パパラッツィ』では、ブリジット・バルドーを一目見ようと集まる群衆や、スクープ写真を狙うパパラッツィに焦点をあて、『軽蔑』を外側から捉えようとする。『バルドー/ゴダール』では、作品の内側からゴダールの撮影美学に迫りながら、ロジエの作家性をも浮かび上がらせている。
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2023/08/28(月) 22:16:12.75ID:W8XIfK74
4プログラムとも全部観たけど、めちゃくちゃ面白かったわ
とくに気に入ったのは「トルテュ島の遭難者たち」と「メーヌ・オセアン」。
ヌーヴェル・ヴァーグとか全然関係なく、誰でもが観て笑えて楽しめるコメディー作品
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