パーカーはヴァレーズに弟子入りを志願し、マイルスはシュトックハウゼンの
電子音楽とモメント様式を徹底的に研究してジャズに革命を起こした。
オーネットやセシル等の一流フリー派のゲソへ入れ込み様は言わずもがな……。

真のイノヴェーターはゲソから多大なる影響を受けジャズの進化に貢献してきたのに
いつしかゲソの「前衛の終焉」を語られだしたのをいいことにか、それ以来
ジャズ・ミューシャンはゲソをほとんど無視。日本人ジャズマンは特に。

時代と共に難解の度を増し、また調性回帰により袋小路に陥ったかのように見えるゲソだが
ラッヘンマンやシャリーノ以降の前衛の進展や、スペクトクル楽派が中心になり果たしてきた
微分音追求等の音楽遺産を ほとんど現代のジャズは活かしていないように思えるのは俺だけ?
(ジャズの人達によってマイルスの微分音の多用に触れられることも全然ないし)

というわけで、今ジャズの人達が聴くべきゲソを語るスレ立てますた。