【帝王】リッカルド・ムーティ【巨匠】
>>530 連載初回。かなりの親日家ぶりがうかがえる。
通常『私の履歴書』は、初回が自己紹介および近況に関する内容で、2日目以降から出生・家族・幼少期などをかたるものだが、ムーティーさんは、いまのところ来日公演の想い出を述べ続けている。 日本には観光気分で来ていてテキトーに指揮していた指揮者って誰だろう? ようやく幼少時の記述へ。ヴァイオリンを習ったのが音楽との接点の第一歩だったが、なかなか習得できず苦労したとのこと。 日経の私の履歴書はサラリーマン社長より、一代で叩き上げたワンマン経営者やこういうアーティスト、芸能人の話ほうがずっと面白い >>537 サラリーマン社長も、食わず嫌いしなければ、捨てたものではない。 ヨーロッパは、貴族の力ってあるよな。 日本にもあったが、国力の源の一つであるとして、終戦後アメリカが潰してしまった。 イタリアはこんな小さな町にと思われるところに劇場があり、レベルの高い演奏会などが 催されるところがすごい。 カターニアもシエナも旅行で訪れたが、恥ずかしながらそんな劇場があったとは気がつかなかった。 ドイツもそう そりゃミュンヘンとかとは比べられないが 小さい街でもそこそこのレベルのオペラやってる >>535 連載は折り返し点に近づき、60年代末に、フィレンツェでオペラ指揮者をはじめたころのこと。 ウィーン訛りがわからないから、「ばらの騎士」は振らなかったというのはいいね アバドへのコメントを待っている >>544 言葉のほうの訛りか ニューイヤー振ってるから変だなと思ってた >>545 「今から20年ぐらい前だったか、ザルツブルク音楽祭で私がリヒャルト・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」を指揮するという話が持ち上がった。「ばらの騎士」といえばクライバーもカラヤンも得意としていたオペラで、2人ともウィーン・フィルと共演している。ハプスブルク王朝の首都ウィーンの華やかで退廃的な雰囲気が醸し出され、ドイツ語もウィーンなまりが要求される。私は言葉も含めオペラを完全に理解しないと指揮はできないと思っているので、もともと振るつもりはなかった。べつに私はドイツ語のオペラを振らないといっているのではない。リヒャルト・ワーグナーには取り組んでいる。彼が創作したテキストは理解しやすいからだ」 「90年に「トラヴィアータ」を26年ぶりに上演した時のことだ。このあまりにも有名なヴェルディ作品は64年のカラヤン指揮のプロダクションが大失敗して以降、スカラ座で取り上げられていなかった。あのマリア・カラスによる伝説的なヴィオレッタの思い出を汚すことは熱狂的なスカラ座の観客には断じて許せなかったのだ。永久に上演すべきではないというファンもいたほどだ。活躍中の有名な歌手を起用すれば過去の大歌手と比較されることは目に見えていた。 私はそうした過去と決別すべきだと思った。考えた末、比較の対象にならない若い歌手たちによる「トラヴィアータ」を上演することとし、オーディションを実施した。その結果すばらしいヴィオレッタ役が見つかった。ティツィアーナ・ファッブリチーニだ」 やっぱ皆さん読んでるな。俺も読んでる 本日はそのファブリッチーニによる椿姫上演のエピソード 正直、ムーティさんからあんなにウィーンフィル賛歌が出るとは思わなかったなあ(と言う俺は結局、彼の事をよく知らないのかもしれない) 俺としては、スカラ座オケがストを起こして本人のピアノだけで椿姫をやった話のほうが興味深かった まあとにかく、ムーティファンで日経とってない人は図書館行ってでも読みましょう 正直言って、俺はアバドの方が好きだったが、ムーティの「私の履歴書」を読んで、もっとコンサートに行けば良かったと後悔している >>554 やっぱあれか 「皆さんはこの曲をよく知ってる、俺もよく知ってる、だからリハはいいだろ、かいさーん」 の伝統が脈々と 今日は、コロナ禍下の自粛の日々でムーティさんはスコアの研究に励んでたという話。面白かった 大作曲家の大作宗教曲は、聴く前から構えてしまい、楽に聴けない。 もの心が付くかつかない頃から耶蘇の教育機関に親に入れられたからか どうかはわからないが、ムーティはそれを遥かに超える社会・環境にいる人だし、 自分に誠実たらんとすると物凄い重圧を抱えながら作品に対峙しているようだ。 >>557 文化芸術に携わる方々の中には、うまく充電期間として活かした方もいる。 数年前、ヴァイオリンのビジネスに詳しい外国の友人から スカラ座の首席弦楽器奏者の年収を聞いて、 あまりの低さにビックリしたことがある。 >>562 ああいう奏者は客演やレッスンといった副業で儲けるんだよ 国立大学の医学部教授と同じ 終盤に入った『私の履歴書』。本日は、日本でのアカデミー開催に関する、インターネットイニシアティブの鈴木幸一会長との交流について(鈴木会長も、過去に『私の履歴書』連載経験あり)。企業経営者の連載は、総じて評判が芳しくないが、こういった隠れた文化人とのつながりもあるから、決して看過できない。 >>564 鈴木幸一おそるべし 「2006年の「東京のオペラの森」でヴェルディの「レクイエム」を振るように頼まれたのが日本のオーケストラを初めて指揮するきっかけになり、当時の「オペラの森」主催者の鈴木氏と知り合う機会を得た」 「鈴木さんは経営者である一方で芸術や文学に対する愛情が深い。特に音楽に対する知識がすごいことに私は驚いた。めったに演奏されないような交響曲が話題になっても、すぐにメロディーを口ずさむ。彼の頭の中は音楽で満ちているようだ」 >>1 日経の私の履歴書に載ってるな。もう明日最終回だけど 私の履歴書に載ってた、グァルニエリって指揮者知ってた? あすは、いよいよ最終回。来月の連載が、どなたになるのかを確認するのも、たのしみのひとつ(異分野の人物になることだけは確実)。 昨日今日と日本の音楽祭との関わりを軸に、次世代・未来への責任がテーマになってる 普通の自叙伝ならこういう話題でまとめになってもおかしくない 最終回はアンコールのように「わが生涯の宿敵」なんて話になるのか、このまま大団円か 最後にアバドの話題なんて、普通は出ない 出るとすれば、「天国でもライバルだ」くらいかな 幾つか読み落とし回があるんだけど(日経は待ってれば縮刷が出るからいいけど) ジュリーニさんの話って出ましたっけ? 鈴木幸一「私の履歴書」2019年10月30日 「ミラノ・スカラ座の音楽監督を辞任し、時間に余裕のあったリッカルド・ムーティさんに、ヴェルディの「レクイエム」を指揮してもらうことになったのだ。「怖い」と評判のムーティさんが日本のオーケストラを振るのはこれが初めて。オーケストラ側はひたすら緊張して、ムーティさんの冗談にクスリとも笑わない。 こんな調子で大丈夫かとヒヤヒヤしたが、本番は聴衆を魅了する演奏だった。このときは、3晩続けてムーティさんと食事をご一緒した。 「私のようなただの音楽好きの素人が、音楽祭など続けられるのだろうか」とムーティさんに相談すると、「むしろそのほうがいい」という。「音楽ビジネスのプロよりも、鈴木さんのように音楽を尊敬し、愛し続けられる人が、音楽祭を発展させられる。私も応援しますよ」と。この励ましは本当に心強かった」 最終回。アバドさんへの言及はなく、旭日重光章受章やシカゴ交響楽団との関わりこことなど。なお、来月の連載は、野村ホールディングスの古賀信行名誉顧問。 >>577 野村は、系列の財団がパシフィック・ミュージック・フェスティバルに関与しているけれども、財務省とのつながりが深かった古賀さんが、それに言及するか? 私の履歴書、良かった 出会いが多い人生で日本とも関わりが多いんだね アバドのアの字もありません。そういうのも情熱的なマエストロらしい一徹・首尾一貫さか これが他の人だったら俺も牧神パンよろしくいたずら心を(掲示板の特質も相まって)起こして 「キターライバルの話題!」なんて囃したかもしんないが、マエストロへの敬意からそんな事はしない この退屈な指揮者って、アバドではないよね その後もアバドの名前は出てこないから、含みはあるかもしれないが、アバドがザルツブルクでバラを振ってはいないような 「今から20年ぐらい前だったか、ザルツブルク音楽祭で私がリヒャルト・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」を指揮するという話が持ち上がった」 「クライバーは私の説得に乗り出した。君が断ったら、代わりに退屈な指揮者が振ることになるだろうとあった」 「さてクライバーが退屈な指揮者といったのは、だれのことを指すか。もちろんそれを明かすことはできない」 SALZBURG FESTIVAL ARCHIVEで見たら、2004年のこれかな 確かに「退屈」かも笑 Richard Strauss Der Rosenkavalier Comedy for music in three acts, Op. 59 Libretto by Hugo von Hofmannsthal (1874–1929) Music by Richard Strauss (1864–1949) Semyon Bychkov (August 6, 9, 11, 14, 17, 20), Peter Schneider (August 23, 26, 28), Conductor >>578 札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバルは、バーンスタインさんの肝煎りで発足。 「指揮者はオペラも振れないとダメだ」と「俺はオペラは振らない」と、 指揮者によって違いが出るのは、どういうことが分けるのだろうか? 2025年元旦の「ニューイヤー・コンサート」の指揮者はリッカルド・ムーティ ムーティのアイsage ーダは聴き逃せない! おれは4/17と4/20の両日聴きに行く予定 ムーティのアイ ーダは聴き逃せない! おれは4/17と4/20の両日聴きに行く予定 >>594 オペラ経験が少な過ぎる沖澤にアイーダは指揮出来ない ムーティはメンデルスゾーンの交響曲は全集で録音してほしかった なんだったら弦楽のためのシンフォニーも一緒に アイーダが発売されたとき高崎保男が大絶賛した 確かに歌手の声の大きさが凄い、ただそれだけの録音 テンポも雑で若さにまかせて急いでるだけ 情緒もへったくれもないやっつけ仕事で2回までは我慢したが すぐ中古レコード屋に売り飛ばした 東京春音楽祭のアイーダ聴きに行ってきた。 ムーディは年とってもさほど音楽に深みが出てこない指揮者のようだ。 かつての推進力ある音楽の進行力は後退してしまい時折ユルユルな演奏に陥っていた。 デュナーミクの幅も狭くワクワク感がほとんど無い。 一言で言って今日の演奏はムーティ衰えたなぁという印象がした。 失礼ながらワクワク感は聴く側の個人によって差があるだろう。年を取ったのはどちらかな?一幕が一瞬に感じられるくらい楽しめた。 17日の評判聞いて今日のストリーミング買ってみた ムーティのアイーダ幾つか録音あるから聴き比べ楽しみだ オペラってオケも大事だけど結局歌手や演出の出来が大きい 演奏会形式だとオケの出来の方が気になるわな アイーダで颯爽とデビューし、レコ芸の高崎保男が大絶賛したが 聞いてみたら、なんだこりゃと期待外れもいいとこだった せかせかした運びでオペラの雰囲気がまるでない カラヤンの足下にも及ばない駄演ですぐ中古レコード屋に売りとばした これで高崎保男はエゴ丸出しの三流批評家であることを証明してしまった 当時のレコ芸の批評家ってのは自分のお気に入りの演奏家のディスクはべた褒め 気に入らない演奏家のものは酷評するいい加減な連中ばかりであった アイーダ今日も聴きに行ったけど、断然今日の演奏の方が優れていた。 何よりも今日のは演奏内容の濃さが初日とは全く違って素晴らしかった。 初日の演奏は鈍重でテンポが遅いユルユルな演奏で音楽の流れが悪く、高揚感も希薄だった。 今日の演奏はムーティらしいキレのある引き締まった演奏で、音楽の流れと高揚感ともに申し分ないほど素晴らしかった。 今日の演奏はデュナミークの幅も初日に比べて俄然広く、自在で表現豊かな指揮ぶりも素晴らしかった。 今日の演奏こそがムーティ本来の素晴らしさがよく出ている演奏で、超名演だった! いまとなっては初日の演奏は一部の歌手の出来を除けば糞といっても過言ではないと思う。 今日のをストリーミングで聴いただけだが まともに聴けるレベルだったのはマトーチュキナとカンポくらいだったように思う シーリも初日よりは良かったらしいが完全にピーク過ぎてしまったな 最初の方はブレスコントロールがかなり悪かった オケは尻上がりに良くなったけどピッチ不安定でムーティも鳴らすのに苦労してた感じ コーラスはやや四角四面で宗教曲歌ってるみたいだった ヴェルディなんだからムーティも本当はもっと波打つように歌わせたかったんじゃないだろうか ムーティの意図を的確に表現出来てたの最初に挙げた2人の歌手とフルートソロくらい >>606 ムーティも本当はもっと波打つように歌わせたかったなんて思ってないと思います。今回ムーティはそんな風には指揮していませんでした。 イタリア以外での活動が多いムーティはイタリア風をそんなに要求していないように思います。 何よりもオーケストラからはイタリア風のカンタービレがあまり聞こえてきませんでしたから。 オーケストラからも合唱からもイタリア風のいわゆる「歌」はあまり感じられませんでした。これはムーティがイタリア以外の国でそれを要求しても無理・限界があると悟っているからではないでしょうか、、。 >>607 ムーティが必死に歌わせようと振っていたのにオケや合唱がついてこなかった、とは私は書いていないのだが? 勝手な解釈はやめてもらいたい ムーティは演奏会形式ということもあって終始抑えた指揮だったし 日本人のイタリア語の発音では合唱で正しいフレージングをするのは無理と判断していたのは明らか 私の書き方が悪かったのかもしれないが ムーティの理想とするアイーダとの剥離は否めなかった 決してムーティが孤軍奮闘してたということではないので悪しからず >>608 貴方は「ムーティも本当はもっと波打つように歌わせたかったんじゃないだろうか」と推測で書いた。 それに対して私は「ムーティも本当はもっと波打つように歌わせたかったなんて思ってないと思います。今回ムーティはそんな風には指揮していませんでした。」と私なりの推測を含めて意見を書いただけですよ。 それなのに貴方は「勝手な解釈はやめてもらいたい」とは一体何なのですか? 貴方は自分の意見を言ってるくせに他人には意見を言うなとでも言うのですかね? 「リッカルド・ムーティ、イタリアの心 ヴェルディを語る」 を読むと、ムーティはベルディに関しては楽譜通りに演奏しなければ ベルディが意図した表現ができないので、歌手の勝手を一切許さない、 とあります。 >>608 は団塊世代ジジイだろ マウント取られて頭に血がのぼったようだな 聞く耳を持たない団塊世代と話してはダメ 団塊世代は今や深刻な老害 >>608 >ムーティが必死に歌わせようと振っていたのにオケや合唱がついてこなかった、とは私は書いていないのだが? もう一度言わせていただくが、 私は「ムーティが必死に歌わせようと振っていたのにオケや合唱がついてこなかった」などとは一言も書いてないでしょ! 勝手な解釈をしてイキりまくってるのは貴方の方だろ 貴方は頭おかしいんじゃないのか? 612は更年期のおばさん? あなたが個人の感想を否定するからトラブルになる どう感じようとその人の自由なんだよ 他人の感想に目くじら立てて逐一レスする人は匿名掲示板見なきゃいい >>613 は団塊糞ジジイ? あなたが個人の意見を否定するからトラブルになるんだよ あなたがどう感じて書こうが別の意見が出てくるのは各々個人の自由なんだよ 自分の感想が否定されたからっていちいち目くじら立ててまと違いのレスする偏屈な人は匿名掲示板に最初から書き込みしなければいいんだよ アイーダ良かったからと覗いてみたらすごい粘着質な荒らしみたいな人いる ムーティのファンって怖いのね read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる