日本テレビ系の音楽番組『LIVE MONSTER』(11月9日放送)に歌手の椎名林檎が
ゲスト出演し、「CDはもうダメ」と発言したことで、ネットユーザーの間に
波紋を呼んでいる。

MC・中村正人(DREAMS COME TRUE)との対談のなかで、椎名は音楽活動
とともにやってみたい仕事として「東京オリンピックまでにキャバレーを作りたい」
と発言。さらに「もうCDはダメでしょ」と、CD売り上げが落ち込んでいる現状に触れ、
キャバレーのような生で音楽を体験できる場所が重要だという持論を展開したのだ。

握手券を付録とすることで爆発的なCDセールスを記録するAKB48のよう
な例こそあるが、CDの売り上げ全体が下がっているのは周知の事実。
アーティストである椎名林檎もその点に危機感を抱いているのは間違い
なさそう。

そんな椎名の発言に、ネットユーザーも敏感に反応している。ツイッターでは、

「レコード会社の人間なんかよりずっとアーティストの方が現状分かってる感じよね」
「コンテンツパッケージからライブコンテンツへ、と言うのはずいぶん言わ
れてきたけど、アーティスト自らが地上波で発言するってのは、もう随分ですな」
「切実な現場の声だ。ライブが盛り上がらないアーティストは生き残れな
いだろうなあ。生でどれだけ感動させられるか。生で聴く価値があるか」

など、CDが売れなくなってしまった音楽業界の現状が再確認されていた。
後略

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141113-00000016-rnijugo-ent