交響曲第59番 イ長調
この作品の副題「火事」は、「火事/シンフォニア」と題された筆写譜が現存していることによっています。
「火事」とは、エステルハーザの劇場(ハイドンの雇い主エステルハージ侯爵の所有する劇場)で
ヴァール一座という劇団が演じた演目に「大火事」という題名のものがあったことが判明していて、
その幕間音楽として書かれた、もしくは、本来別な舞台作品の流用された作品ではないかと考えられています。