それからもうひとつ
長くなるけど

>演奏稼業は、練習を新ネタ探しみたいに嬉々として取り組んでいるのかと思ってた

人間の感情は複雑だからね
苦行としか思えない日もあるし、大きな喜びだと心から思える日もある
親にも先生にも感謝しているし、自分はラッキーだとも思ってる
でも物心つくまえから常に練習のことを気にしながら生きてきたから、楽器に縛られない人生に憧れたりもするんだよ
親元を離れて、20歳を過ぎて、自分の判断でできることが増えていく中で、たとえば楽器を置いて1週間海外旅行に行くなんてこともできるようになった
物理的に楽器と離れて、練習できない環境を作ることができるようになったというわけ
それでも頭の片隅で練習のことを考えてしまう自分がいる
手元に楽器がない状況であっても完全に忘れ切って目の前のことを手放しで楽しむことはできない

>練習を苦行や義務と認識してるのはアマチュアだけかと

逆だと思う
練習を心から楽しめるのはむしろ趣味で弾いてる人の方じゃないのかな