チューバ協奏曲
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R.V.ウィリアムズのものがやっぱり一番ポピュラーだと思うのと、そのベンチマークとなるのは今でもジョン・フレッチャーの演奏だと思うのですが…
同好の士、語りませんか。 >>20
いや、聴き始めは興味本位であっても、聴いてみてなるほどと思うものはある。
ジョン・ウィリアムズのチューバ協奏曲は、俺にとって出逢ってよかったと思う楽曲のひとつ。
ヴォーン・ウィリアムズのは正直いってあんましぴんとこなかった。 >>21
RVWのは、奏者の技術的な事を抜きにしても無理がある、と誰かが言っていた。
ワシもそう思う。
その点では、ずっと後の年代に書かれたグレッグソンの方が、チューバという楽器として「無理がない」ように思う。 >>20
スレチではあるが、今日ジョリヴェの打楽器協奏曲を聴いてきた。
なかなか面白かったが、あれは「聴く」より「観る」ものだな、どちらかというと。 協奏曲とかソロ曲もさる事ながら、バリチューバアンサンブルこそ、一般愛好家(もしくは、この楽器に直接関わらない人)で、好んで聴くってヒトいるのかな〜?
「ん〜、やっぱりバートルズのテューバワルツはアメリカのプレイヤーの演奏に限るよ。ジャジーなノリは御家芸だしな。」
「いやいや、意外にもフランス系のもイケるよ。ジャズがまるでシャンソンっぽい歌い方。これはこれで上品さを湛えているよ。」
…ンな会話があるとは思えんしな〜。 >>24
いないと思うな。
そういう曲の存在を知らないだろうし、目に触れたとしてそれの何が面白いのか分からないんじゃないかな。
一般人なら余程のマニアでないとまず何の楽器か分からないだろうし、全部縦ピストンに揃えない限り同族アンサンブルとしても既に見た目が崩壊してる。
テューバ吹きから見てもバリチュは編成自体が歪でダメだと思う。
他の系統の楽器で言えばテナーサックス2本に(バリトンじゃなくて)バスサックス2本とか、チェロ2本にコントラバス2本とかいう編成だと思えば理解してもらえるんじゃないかな。
ここまで来ると楽器を分ける意味なんかなくてオルガンか何かで弾いた方がマシだが、そうなると音域を限定する理由がなくなる。
結局音楽的要求から自然に発生したものじゃなくて、たまたま人が集まってしまったので「無理を承知でやってみました」的なノリだと思ってる。
たまにゲテモノ喰いが興味を持って聴くかもしれんけど実際音がモコモコしてるだけで何してるかわからんようなのを楽器愛wなしにはずっと聴いていられないだろう。
同じ音域でもテナトロ、ユーホ、バストロ、テューバと各パートの音が分離してるならまだ聴けるものになりそうな気がするけどまともにやってる所は知らないな。
まともなバストロ吹きが来たらうちでもやってみたらいいかも。 フィリップジョーンズブラスアンサンブルとジョンフレッチャーの存在がなかったら
自分はチューバ協奏曲を聴こうとは思わなかった >>24-26
これの一曲目の胡桃割りは >>28 の言ってるジョンフレッチャーによる多重録音。たぶんE♭管x2, B♭管x2でバリチュと比較しても構わないと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=tCOlHQ20eZI
かなり古い録音だけど現時点でこれを越えるバリチュの演奏があるかというとなかなか厳しいと思う。
コンバスアンサンブルだとこの位の高音域を普通に(いや難しいんだろうけどw)使えるし、フラジオもそれが通常の旋律音域に来るから聴きやすいし音色も差別化できる。
弦と金管の差と言ってしまえば仕方のないところかも。テューバでここまで軽くは吹けないと思う。
https://youtu.be/isWJutXhfvo
>>28
持ってると思うけど上の二曲目以降、変態としか思えんよね。
俺はそれでも協奏曲に興味は湧かなかったけど。 最近、藤田英大先生がYouTubeでレクチャーしていてとても参考になるけど、RVWの協奏曲はやはり、原典版と出版譜では相当の違いがあって、冒頭から感じていた違和感がようやく解消した。
イギリスのコルネット奏者の伝統で、吹きやすいようにアーティキュレーションを変えていたのに倣ったとか。今、カテリネットの演奏(Fバス!)の録音が残っているけど、聴くのが更に興味深くなったな。 >>25
遅レススマソ。
よくぞ言っていただいた! 正に我が意を得たり。
ただ、バリチュは音の深みや広がり・重量感、宇宙空間を思わせるようなサウンドだとか、大地が鳴動しているような効果とか、意外に表現の幅はあると思う。
でもしかし、一般的な音楽愛好家だと5分で飽きるような気もする。
でもまたしかし、例えばシュニトケの曲に飽きないで聴き通せるヒトなら、或いは…なのかなぁ。 RVWの協奏曲、YouTubeでも、カテリネット/バルビローリLSOの演奏を聴く事ができるけど、音色も含めて「失われた味」があるね。
そりゃあ、あの時代だから技術的にも発展前だし、遅くてドン臭くて、音程なんてなんとも不安定に聴こえる。
けど、昨今の、音程やらリズムやらは当たり前のように完璧で、概してテンポも速く快刀乱麻の吹きっぷりなんだけど、驚くほどツマラナイ演奏のなんと多い事か。
カテリネットの時代に戻って、もう一度この曲の特性を見直してみたいものだな。 おれ、思うんだけど、チューバ協奏曲って少ないんだよな。
四角いボーリングの玉も少ないわよね
そういう言い方には答えたくない
(びんぼうオーケストラを救え/ロナルド・キッド) >>34
まぁそりゃ、やたらにある性質のものではないわな…w ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています