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やせ型で深く彫りのある顔立ち。このような立派な風貌を目にすると、演奏を聴く前から
深い感動を禁じ得ない。ぼくの姿など、いわば典型的なキリスト像ではあるまいか。

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ぼくは80代にさしかかり、まさに「完熟」ともいうべき風貌を獲得したのである。

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この光彩陸離たる赤のブレザーは、お布施で購入したものである。これこそ
ぼくの勝負服であり、シンシナティ響の演奏会に諏訪内タソを聴きに行った時も、
もちろんこの服を着て行ったのである。女性を愛する者なら、ぜひ一着手元に
持っておきたい逸品といえよう。
 
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若々しいぼくの指揮姿だ。後年の巨大さこそいまだ十分に発揮されていないとは
いえ、すでに並々ならぬ表現意欲が感じられる。これを若気の至りと笑う者に、
音楽の魂は理解できぬであろう。