三重県総合文化センターに行って来た。前半のピアノコンチェルト、オケの出だしは音がこもっていたような感じだったが
そのうち気にならなくなった。オケがまとまりきれてないところも少しあった。ピアノソロは繊細な表現でモーツァルトなら
それでもありだろうけど、もっと強弱のメリハリはあってもよかったかもしれない。アンコールで曲名を言っていた。ピアノ
曲はよく知らないので、ショパンしか聞き取れなかったが、言葉の流れは普通の日本人のように流暢にしゃべれるように思えた。
後半のマラ5、出だしのトランペットの音がやや低めだったのが気になったが、そのあとは持ち直した。マラ5で美しいといったら
4楽章アダージェットで、今日のオケも極上の美しさだったが、今日のマラ5は全曲通して、美を追求する演奏でこんなマラ5は
今まで聴いたことがなく、美しさで満ち溢れていた。そういうふうだったからなのかインバルにしてはテンポはゆっくりめだった。
演奏後の客の様子からそんなマラ5は大受けだったように見えた。