ドキュメントJ▼沖縄音楽の母 金井喜久子物語〜復帰50年 五線譜に込めた思い〜
12/3 日 10:00〜11:00 BS-TBS

知られざる作曲家の人生が今よみがえる。戦前、出身やジェンダーの壁にあらがい沖縄音楽に人生を捧げた女性がいた。
【出演】宮城さつき(フリーアナウンサー)【出演】多嘉良カナ(舞踏家)【出演】高良仁美(ピアニスト)
【出演】片山杜秀(音楽評論家)ほか

日本人女性で初めて交響曲を作曲した宮古島出身の音楽家、金井喜久子(1906−1986年)。
大正時代に沖縄音楽を志し、1971年には日本レコード大賞童謡賞を受賞、1972年沖縄復帰記念式典では祝典序曲を作曲するなど、様々な功績を持つ。
今以上に沖縄文化や女性が卑下されていた時代。作曲家としての地位を築き、沖縄音楽の素晴らしさを伝えた彼女の原動力はどこにあったのか。

本土復帰50年の年に「金井喜久子プロジェクト」を立ち上げたフリーアナウンサーの宮城さつきは、朗読舞台を企画し、当時の音源や楽譜を見つけ出していく。
同じ女性として、沖縄に住むものとして、金井喜久子の人生を読み上げていく宮城。そこには今の沖縄につながるメッセージがあった。