12、14年に続く3度目の座長弁当で「帝劇の新たな歴史を刻みたい」と豪語していたユーミン。
京都の老舗料亭「下鴨茶寮」で作られた超豪華な懐石弁当を出演者、
スタッフ分200個差し入れた。26日夜から京都で調理後、車で8時間かけて東京へ輸送。
銀座店でご飯やお吸い物などを加え、開演3時間半前の午後3時半頃に帝劇に到着した。

「お弁当のオートクチュールです」と自画自賛の弁当を初公開した。
縦15センチ、横33センチの桐(きり)箱の蓋の裏にはピアノの鍵盤(けんばん)が描かれ、
朝日をイメージした卵黄のしょうゆ漬け、自身のロゴ入り生八つ橋などがズラリ。
生ゆばや京漬物など京都の味覚、あわび、おわんのまつたけなど高級食材で彩られた。

約2か月間かけてプロデュースし、パワーアップした力作に
「前回、座長弁当への食いつきが大きかったから、
期待にお応えしようという心意気です」とユーミン。

非売品で価格は不明だが、推定で1個2万円、計400万円相当の
太っ腹な弁当で士気を高め、千秋楽まで突っ走る。