だが、上記2つの新事業のリスクは小さくないはずだ。
アマゾンのPBは、これまでアマゾン経由で商品を販売していたブランドとの競合が避けられない。
へたをするとアマゾンから撤退するブランドも出てくるのではないか。
プライム・ワードローブは返品コストを全額アマゾンが負担しなければならない。

アマゾンは、こうしたリスクを承知の上で、アパレル事業を拡大しようとしている。
なぜだろう?

その答えは、本書『アマゾンが描く2022年の世界』で分析、解説される
アマゾンの描くビジョンや長期戦略を理解することで見えてくる。