シャープ、「8K」でNHKと協業 「世界の名画」克明に
2018/8/15 05:00


シャープはNHKと、次世代の画像技術「8K」で協業する。絵画を肉眼で見るよりも克明に表示できるシステムを共同開発した。
2018年度内をめどに事業化し、教育機関などへ提案を始める。
(中略)
シャープとNHK子会社のNHKエデュケーショナル(東京都渋谷区)が、新たなシステムを共同開発した。
両社は協力して、小中学校や美術大学などの教育機関に提案する。
70インチ以上の8Kモニターとタブレット端末などをセットにして提供。
タブレットをタッチ操作し、モニターの画像を拡大したり縮小したりできる。モニターの想定価格は約800万円(消費税抜き)と高価。
そのため、教育現場で利用しやすいよう、名画などの情報配信と機器を月額料金制のリース契約にする。
(中略)
シャープは21年3月期の8K関連の売上高目標を3000億円に設定している。
8Kテレビの販売だけでなく、こうした業務用モニターを使ったサービスも順次増やしていく。