コペンハーゲンで9月に開催された「ITS世界会議2018」の特集6回目。

独ダイムラーの100%子会社で、複数の交通モードを束ねる

MaaSプラットフォームを提供するmoovel(ムーベル)の強みと

今後の戦略を明らかにする。

アジアのパートナー戦略の担当者に話を聞いた。

独ダイムラー傘下のmoovelは、すでにMaaSアプリも提供している

「クルマの所有から利用へ」――。

この急激な市場環境の変化に対応するため、

トヨタ自動車は全国5000店あるディーラー改革の1つとして、

2019年春からカーシェアリングの本格展開を始める。

しかし、このトヨタの決断に先立つ10年も前、

早々にモビリティサービス企業への脱皮を目指し、

今では世界最大のカーシェア事業者という側面を持つまでになった

自動車メーカーがある。

高級車ブランドのメルセデス・ベンツを擁する独ダイムラーだ。