0848名無し
2018/10/05(金) 14:29:11.76ID:usmi7jyR0問い合わせの際の音声を録音し、その十数年のデータの上で機械学習をすることにより、
音声認識精度を向上させた。また、写真管理サービスを提供していたPicasaを買収し、
膨大な写真データを収集することで、人や物を識別し、分類する精度を向上してきた。
日本では想像がつかないようなサービスを世界に向けて無料で提供することにより
巨大なデータを集積する、という手法は、ベンチャーへの巨額投資の道筋がついている
アメリカならではだといえる。ヨーロッパはどうか。ヨーロッパの国々には
GoogleやAmazonのような企業はあまり見当たらない。
しかし、ヨーロッパは国際外交発生の地。ISO(国際標準化機構)など国際標準の基準作りや、
最近では「忘れられる権利」の検討など、制度設計に滅法強い。
では、中国ではどうか。政府の権限が極めて強い中国では、
アメリカとは全く別の手法でビッグデータを集めることに成功している。
中国では、国家公務員や教員に採用されるためには、標準的な中国語を話せることが必要条件であり、
そのための試験がある。年間100万人以上が受験するとも言われる
標準中国語のスピーキングテストの音声データを集めることを中国政府は決定した。