経営不振が続く(株)サマンサタバサジャパンリミテッド(港区、マザーズ上場、以下サマンサ)は

4月12日、2019年2月期決算(連結)を発表した。

当期純利益は13億3700万円の赤字で、3期連続の最終赤字に沈んだ。

繰延税金資産の取崩しと減損損失が響いた。

売上高は277億4400万円と前期比13.7%の大幅減収。

事業再編に伴い前期より56店舗減少したことや個人消費の低迷が影響した。

2020年2月期の連結業績予想は売上高278億8300万円、当期純利益は3億600万円の

黒字転換を見込んでいる。
また、新たな経営体制で企業価値の向上を図るため、

代表取締役会長兼社長の寺田氏が交代する。

新しい代表取締役会長兼社長には専務取締役の藤田氏が就任する。