東芝は11日、米国産液化天然ガス(LNG)事業の売却を巡り、

譲渡契約の相手となる 中国の民間ガス大手、

新奥生態(ENNエコロジカル・ホールディングス)社から

契約を解除する意向との連絡を受けたと発表した。

東芝は、契約解除には契約に基づく書面通知が必要で、

きょう時点で当該通知は受領しておらず、契約は解除さていないとしている。

同事業の今後の取り扱いは、ENNとの話し合いを通じて検討する方針。

2018年度の連結・個別業績でのLNG事業関連の損失額は検討が必要で、

変動要素などを勘案しながら精査中だとしている。

天然ガス輸入事業の減損費用計上は、1兆円規模の達する。