0552名無し
2020/02/08(土) 16:27:11.73ID:wxZ72JFP0国内シェアは20年以上も下降線。
世界シェアも90年代に入って落としており、
1991(平成3)年以降の8年間で7度の赤字。
自動車関連事業の有利子負債は、
90年代を通してつねに2兆円を抱え、
1998年には2兆1000億円が残っていました。
また同年の世界生産台数は255万5962台でした。
そのような窮地に手を差し伸べたのが、フランスの自動車会社、ルノーでした。
1999(平成11)年3月に、日産とルノーのあいだでグローバルな提携契約が結ばれ、
ルノーが6430億円(約50億ユーロ)を出資して日産と、日産ディーゼルの株式を取得。
日産が事実上、ルノーの傘下となります。そして、ルノーからは
カルロス・ゴーン氏が最高執行責任者(COO)として派遣されます。
ゴーン氏は、ルノーやフランスのタイヤメーカーであるミシュランなどで、
業績が悪化した工場の立て直しなどを手掛けてきており、
「コストカッター」と呼ばれる、再建のプロだったのです。