日本製鉄は7日、子会社「日鉄日新製鋼」の呉製鉄所(広島県呉市)を、

2023年9月末をめどに全ての生産設備を休止し、事実上閉鎖すると発表した。

呉製鉄所の2基の高炉は、21年9月末をめどに、

和歌山製鉄所(和歌山市)の高炉1基は、22年9月末をめどにそれぞれ休止する。

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八幡製鉄所小倉地区(北九州市)の高炉休止も、

21年3月末から20年9月末めどに前倒しする。

鋼材の国内需要低迷などで経営環境が悪化しており、

生産能力の削減で収益体質の強化を図る。一連の施策を実施すると、

日鉄グループの国内高炉は、現在の15基から11基体制となる。