東京五輪・パラリンピックに向け、日本の着物を通じて、世界に平和の

メッセージを送る活動に取り組む一般社団法人「イマジンワンワールド」(東京)は

22日、世界の213の国・地域をモチーフにした振り袖、213着が完成したと発表した。

各国の歴史や文化、景色などの特徴を織り込んだ。

来年の東京五輪の大会中や2025年大阪・関西万博などで披露する。

五輪開会式の予定時刻だった24日夜に合わせ、同法人のウェブサイトで公開する。

10月に、展覧会を開く予定。

山形県の米沢織や京都府の京友禅などの伝統技法で、

18都府県の着物作家や職人が手織り、手染めした。

制作費は寄付などで賄った。