「ソフトバンク・グループ」(SBG)は4月13日、2020年3月期末の業績予想を下方修正した。

最終損益は、7500億円の赤字、営業損益は、1兆3500億円の赤字になる見通しだ。世界の

ベンチャー企業に、8兆5000億円を投資した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」(SVF)が

1兆8000億円の投資損失を計上する。

20億円の投資が9000倍の、18兆円になった中国のアリババ・グループが命綱だが、

「第2のアリババ」が見つからず、会長兼社長の投資戦略は、迷走を続けている。