日本では、ドイツは、検査数が多いから良いという人がたくさんいる。

私も以前はそう思っていたが、今は、私はこの説には与しない。

もちろん、検査で、陽性だった人が、自分は発症してなくても、

自宅に待機し、感染を広げないという効果はあるだろうが、

しかし、今日は陰性でも、明日感染するかもしれないのだ。

つまり、一度、陰性だったからといって、その状態が保証されるわけではない。

その上PCR検査では、陽性でも、結果が正しく陽性と出る確立はたったの7割だという。

それでも、ドイツは検査数の多さが、自慢のようで、今やその数は

一週間で100万件近くにのぼっている。濃厚接触者は、もちろんだが、

たいていの人は、心配だから、無料だから、という理由で調べてもらう。

その結果、陽性の人は、症状がなければ、自宅待機。

一方、陰性だった人は、自分はもう大丈夫と、

以後の注意が散漫になっているような気もする。

いずれにしても、このPCRバブルで、空前の利益を上げているのが、

検査キットのメーカーと検査を請け負っている会社だろう。