安倍政権の看板政策の一つ「女性活躍」の旗の一つが
「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%程度にする」だった。
14年のダボス会議でも安倍首相が同じ内容で演説するなど、
いわば国際公約ともいえるポジションだった。
それがあっさり30年までの目標と格下げされてしまったのはご存じの通り。
それに抗うように、日経新聞主催の「ジェンダーギャップ会議」が行われるなど、
再びスポットライトが当てれれている。
20年前から女性活躍は重要だと言っていながら、
足元では企業はほとんど変わっていない、というのが現実だろう。
このままではこの先何も変わらないまま時が過ぎてしまいそうだ。
最近私もクライアントとこの件を話すことが増えた。
D&Iの典型的課題にちゃんと向き合うことの重要性を分かってほしいのだ。