今起こっている、さまざまな差別について

8月5日の日曜日の朝。
今朝も、命にかかわる危険な暑さの1日が始まっている。
早朝ウォーキングで行き交う人とのあいさつも、
「暑いですねえ。」「ホントに!」ばかり。
さて、教育の目的は、「平和」と「民主主義」と「人権」の理念を子どもたちに身につけさせること、
ということが言えるだろう。
過去に、悲惨な戦争に巻き込まれ、
多くの人々の命を失い、
奪った、つらい体験からの、教訓であり、決意である。なのに、何だろう。最近のこのざまは!
「生産性が無い」とLGBTカップルに対する自民党女性議員の発言。
同性愛を「趣味」と言った、同じく自民党の男性議員。
驚くのは、自民党がこの問題に対してきちんとした処置をしないこと。
個人の見解だからとか言って、あいまいなままで、組織的に反省の動きをしないことが恐ろしい。
(現に、二人とも何の反省もしていない。)
そして、東京医科大の入学試験での、女性に一律減点事件。
どうも前からの慣行であったらしいこと。
そして他の大学でも同じようなことが、あったような・・・。
おいおい、一体どうなっているだ。
この二つのことは、どちらも国内以上に海外で話題になっている。
共通する問題は「差別」。
日本は、差別の強い国ということで話題になっているのだ。
そしてそれは事実らしい。
2017年、「世界男女平等ランキング」(「世界ジェンダー・ギャップ報告書」)において、114位だ。
しかも、この順位は毎年下がっているのだ。
「平和」「民主主義」「人権」は、日本国憲法の基本理念である。
そし明日8月6日は、広島原爆の日である。
うだるような暑さの中で、戦後73年を振り返り、
社会のあり方、教育のあり方を考えてみるのは、いかがだろうか。