米南部ノースカロライナ州ダラムで南北戦争時の南軍兵士の像が倒された事件で実行者の1人が逮捕された。米メディアが報道した。
逮捕されたのタキヤ・トンプソン容疑者は象に登って倒した。
ツイッターに投稿された動画によると、ダラムのデモ隊は14日、兵士像の首にロープをかけて引き倒した。
フロリダ州やケンタッキー州などでも南軍関連像が手続きに従って正式撤去されたほか、首長による撤去方針表明も相次いだ。
ノースカロライナ州のクーパー知事は「人種差別や暴力は許されないが、こうした像を撤去するよりよい方法がある」と批判した。共同通信が報道した。
米国の南部ではこれまでも「黒人差別につながる」として南軍関連像の撤去方針が各地で出されてきた。
トランプ米大統領は15日、米南部バージニア州で白人至上主義を掲げる団体と反対派が衝突した事件で両陣営に責任があると述べた。

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