リカードこそ、古典派経済学を理論的に完成させた本物の天才だと思う
現代でも自由貿易の理論的支柱になっている「比較優位(比較生産費)説」みたいなもんを
あんな単純なモデルで淡々と構築してしまうとか天才としか言いようがない
地主、資本家、労働者に対する地代、利潤、賃金の分配の法則も首尾一貫した理論で
見事に説明してみせた。
議員としても穀物法や金本位制に反対し、知友のマルサスとの論争も面白いと思う
そんなリカードを語っていこう。