>>354
横レスっす。
クリエイティブで面白そうなアイデアだけど、実行可能かというとちょっと難しいんじゃないかな。

まず、いくら精密表記を使っても、音楽で言えば「歌詞カード」以上の情報を盛り込むことはできないですよね(Tone Letterを使えば少しだけ情報は盛り込めるけど)。

発音を可能な限り文書化しようとすると、プロソディーを表現する方法、音楽で言えば「楽譜」に相当するものが必要になるはずです。
楽譜は五線譜で音の高低、音符の種類でリズム、速度記号でテンポ、強弱記号で強弱、その他もろもろの色んな記号を使って詳しく音楽を記述できますが、そういったものが発音の分野では存在していない(はっきり言って求められていない)ような、、、

それに精密表記があっても、一瞬で次から次に移りゆく発音をタイミング良く読み下していくのは結構大変です(慣れなのかもしれないけど、、、経験者は語る)。
というわけで、発音記号は文章まるごとを表記するには適してないと思います。 むしろ、視覚と聴覚をリンクさせて単語レベルでの記憶を助けたり、特定の発音をワンポイントで指摘するツールって位置付けなんじゃないかな。