北米時間2017年3月31日,Mad Catz Interactive(以下,Mad Catz)は,
3月30日付けの破産を発表した。同社は会社自体の売却も含めて再建を模索していたが断念し,
米国の連邦破産法第7章(Chapter 7)に基づき,清算を開始するための自発的な申し立てを行ったとのことだ。
また,取締役および役員の全員が同日をもって辞任したという。

Mad Catzは,2010年4月に格闘ゲーマーの梅原大吾選手とプロモーション契約を結び,一躍,日本でもよく知られるようになった。
その後,傘下にSaitekやTRITTONも抱え,総合ゲーマー向け周辺機器メーカーへ成長したものの,その後,急激に経営状態が悪化。
ここ1年強の間に,Mad Catzでアーケードスティックを世に送り出したマークマンことMark Julio(マーク・フリオ)氏の退社,
Saitekの売却,格闘ゲーマーとの契約終了という“事件”が立て続けに起こり,ついに,最後の日が来てしまったことになる。

なお現在のところ,国内における製品サポートがどうなるといった情報は明らかになっていない。
http://www.4gamer.net/games/097/G009735/20170401001/SS/002.jpg

Mad Catzによるニュースリリース(英語,Global News Wire上)
https://globenewswire.com/news-release/2017/03/31/947561/0/en/Mad-Catz-Makes-Voluntary-Assignment-in-Bankruptcy-under-the-Bankruptcy-and-Insolvency-Act-Canada.html

以下ソース:4Gamer.net 2017/04/01 01:52
http://www.4gamer.net/games/097/G009735/20170401001/