SDカードメーカーSanDiskとのパートナーシップを発表した米任天堂は、
一部のNintendo Switchタイトルにおいて、
全てのコンテンツを体験するためにMicroSDカードが必要になる可能性があることを明らかにした。

米任天堂は、発表文で「特別に大きなコンテンツが収録されており、完全な体験のためにはさらなるストレージが必要となる
特定のNintendo Switchタイトルでは、microSDカードが必要になります」と述べている。
新作タイトルのうち、少なくとも1本はMicroSDカードを必要としている――「NBA 2K18」だ。
海外版のパッケージを見ると、「microSDカード必須」と書かれているのがわかる。

しかし、任天堂はSwitchタイトルの購入を考えているユーザーが不意打ちを食らわないよう、
周知徹底に努めている。
米任天堂の代表者は、上記の「NBA」と同様、SDカードを必要とする作品のボックスアートには
メモリーカード必須の旨が記載されることを明らかにしている。
また、ダウンロード用タイトルに関しては、ゲームのサイズが明記される。

任天堂によれば、たとえmicroSDカード無しで大容量のタイトルをプレイし始めたとしても、
作品の一部はプレイできるようになっているという。

「追加のmicroSDメモリーカードを必要とするゲームをパッケージ版で購入した場合、
即座にゲームの一部をプレイすることができます
(例えば、特定のステージやモードなど)」と米任天堂の代表者はIGNに話した。

「ゲームを完全に楽しむためには、追加のデータをダウンロードする必要があります。
各タイトルのストレージの必要条件によって、ストレージを拡張するためのmicroSDカードを購入する必要があるかもしれません。
ダウンロード版を購入した場合でも、ストレージの必要条件、Nintendo Switchの空き容量によって、
microSDカードを購入する必要がある場合もあります」

SanDiskとのパートナーシップは、任天堂のキャラクターやSwitchのロゴが付いた
microSDXCメモリーカード(64GBと128GB)が発売されることを意味する(日本で発売されるかどうかは不明)。
Switch自体は、最大2TBのmicroSDXCメモリーカードに対応している。

「一部のNintendo Switchゲームをプレイするためには、microSDカードを購入する必要があります。
ストレージを拡張するという手段は、これらの作品をプレイする人々に選択肢を提供しています。
プレイヤーは作品の数やタイプ、ダウンロードするコンテンツ量に合わせて、
どれくらいの追加ストレージを購入するのか、正確に選ぶことができます」と米任天堂は話した。

これはNintendo Switchのローンチに合わせて明らかになっていたが、
複数のNintendo SwitchでmicroSDカードを共有することはできない。

9/2  -IGN Nintendo Switch
http://jp.ign.com/nintendo-switch-1/16993/news/switch