秋田県人口、97万人台転落 
1929年の水準に

秋田県の人口が98万人を切った。昨年4月に
100万人割れの衝撃が広がってから1年7カ月。

県によると、県人口は
11月1日時点で97万9765人だった。
10月中は県内への転入者が転出者を22人上回ったが、死亡の数が出生より941人多く、
トータルで919人減った。
今年は死亡が出生を月に700人〜1千人前後上回る状態が続いていて、98万人台の回復は望み薄だ。

県人口が99万人を割ったのは
今年3月1日時点(98万9852人)で、
その後8カ月でさらに1万人減った。
今年10月末までの1年間の減少率は、過去最大の
1.49%。少子高齢化が、人口減少に拍車をかけている。