皇太子さまは、1987年に訪問されたネパールで、水くみ場の前に列をなす女性と子供の姿を見て、水の問題を痛感された。

 以降、2003年に京都市などで開催された「第3回世界水フォーラム」で名誉総裁に就任し、2007年から2015年まで国連の「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務めた。

 現在では世界中の専門家が皇太子さまの研究に耳を傾け、「水問題における殿下の高い評価を知らないのは日本人だけだ」ともいわれている。

即位後も、皇太子さまは水問題に積極的に取り組む意向だという。

「水問題にひときわ関心の高い皇太子さまは、即位後、水問題を通じて自然環境の問題に取り組まれるはずです。この取り組みは新天皇・新皇后のカラーが出るご活動になるでしょう。

「熊本市は水の都」