実は秋田より深刻な東京の高齢者問題

「2015年から2025年の間に増える高齢者数」と「2015年から2035年の間に増える高齢者数」をみると秋田では高齢者の数は、2015年から2025年までは約1万人増えます。
 しかし、秋田県では総人口の減少がすすみ、総人口は2035年には、2015年の約75%まで縮小します。そのため高齢者の数は、2035年には、2015年に比べて約2万人も少なくなるのです。

それに対して、東京都は2015年から2025年の間には約30万人、2015年から2035年の間
には約75万人も増加します(東京都の総人口は、2035年には2015年の約95%)。
秋田県では、2015年から2025年にかけての約6ポイントの高齢化率の増加によって、
9,000人あまりしか高齢者が増加しないのに対して、東京都は同じ時期のたった
2.5ポイントの増加で、約30万人も高齢者数が増加します。
これは、東京都の人口が大きいため、1ポイント増えたときの増加数が大きいから
です。
ttps://www.japanfs.org/ja/news/archives/news_id036043.html