米南部で異例の積雪 銀世界となった各地で大混乱
12/9(土) 11:57配信 スポニチアネックス
5センチの積雪となったテキサス州ヒューストン(AP)
 米国南部が8日に寒波に見舞われ、メキシコ国境に近いテキサス州コーパス・クリスティーでは実に13年ぶりの積雪(10センチ)を記録した。
同州ヒューストンでも5センチほど積もり、南部とは思えぬ銀世界。ミシシッピ州ジャクソンビルでは13センチに達し、アラバマ、ルイジアナ各州でも雪が積もった。
 この悪天候で雪とは無縁だったはずの「ディープ・サウス」一帯では10万世帯が停電。フリーウェーや空港にも影響が出ており、住民にとっては招からざる“冬の嵐”となった。
 なお9日から10日にかけては米北東部が雪になるもようで、カリフォルニア州の山火事とは対照的に、南部と東部は積雪の影響が各所に出そうだ。